ゴー外!! 小林よしのりの痛快“こき下ろし”SPECIAL 1 翻弄されない視座をもつ

小林よしのり

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784776201885
ISBN 10 : 4776201887
フォーマット
出版社
発行年月
2004年08月
日本
追加情報
:
21cm,246p

内容詳細

政治家からマスコミから知識人から一般大衆まで、嘘の責任感と情報と道徳観を振り回して、人質になった女子供を魔女狩りのようにバッシングしたあのイラク邦人人質事件。本書の題材は、そのイラク邦人人質事件である。だが、ことはあの事件の検証だけでは済まない。わしは見てしまったのだ、嘘をメディアと共謀で増殖させ、責任逃れのために弱者を生贄に捧げたこの国の人々の非道さを。日本国民よ、いいかげんに自分の姿を直視しなさい。あの事件は今現在の日本人の卑小さを映し出す鏡なのだ。

目次 : 総論 あえて邦人人質を擁護する/ 詳論1 ご都合主義の「自己責任」論/ 詳論2 日本政府が本当にやったこと/ 詳論3 政府御用・産経新聞の大虚報/ 詳論4 陰謀説に狂った知識人の群れ/ 詳論5 歪める「ネット言論空間」/ 結論 ヨロンのバカ―情報操作に踊った日本人の心性

【著者紹介】
小林よしのり : 漫画家。1953年福岡市生まれ。福岡大学卒。大学在学中の76年に「東大一直線」でデビュー。大ヒット作「おぼっちゃまくん」で第34回小学館漫画賞を受賞。90年代に入ると、思想・社会・事件をテーマにした「ゴーマニズム宣言」で言論界に波紋を起こす。現在「新ゴーマニズム宣言」を雑誌「SAPIO」に連載中のほか、雑誌「わしズム」(幻冬舎)の編集長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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世の人々が喜び、褒めてくれるということと...

投稿日:2010/07/30 (金)

世の人々が喜び、褒めてくれるということと、(正しいと)認めてくれるということは違う。 誰も責めなければ、人は悪いことをしても何も反省しなくなる。 誰もこれを読む義務はないが、読んで損はないだろう。むしろ読まないと損するかもしれない、いろいろな意味で。 最近、無実の人たちを凶悪殺人の加害者であるかのようにネットで中傷したという人たちがいたとニュースで知ったが、おかしいのはネットだけではないということがこの本を読むとわかってくる。つまり、そういったことは他人事ではなく、誰もが被害者、いや、加害者になる可能性もある。 自虐的でないということと、無反省であるということは全く違うことである。

歴マン さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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小林よしのり

1953年、福岡県生まれ。漫画家。大学在学中に『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて『東大一直線』でデビュー。新しい試みとしてメルマガ『小林よしのりライジング』(まぐまぐ大賞 2024)の配信や、身を修め、現場で戦う覚悟をつくる公論の場として「ゴー宣DOJO」も主催する(本データはこの書籍が刊行された当

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