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土左日記を読みなおす 屈折した表現の理解のために

小松英雄

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784305708571
ISBN 10 : 4305708574
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

きわめて特異な、屈折した表現に満ちた『土左日記』。筆記テキストを徹底的に理解しようとする文献学的アプローチによって、その表現を読み解き、貫之がなぜそのような表現を使ったのか―使わざるをえなかったのかを解明する。

目次 : 序論 独特の屈折した表現―貫之自筆テクストのたどった道/ 1 表現解析の実践例―推理小説的手法の導入/ 2 藤原定家の奥書を検討する/ 3 同じ仮名連鎖の重複を利用した複線構造―いわゆる“余りにもくだらない駄洒落”候補の検証/ 4 和歌の内部構造の変化が屈折した表現を可能にした/ 5 初読と次読/ 6 『土左日記』冒頭文の表現解析―女性仮託説の誕生から終焉まで

【著者紹介】
小松英雄 : 出生:1929年、東京。筑波大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • masasamm

    国語学者小松英雄氏による土佐日記の従来の解釈への批判の本。とても刺激的で学ぶところが多くあります。ただし一読しただけでは、本当に正しいと言えるのかがわかりません。同氏の『古典再入門』を読み、再度この本も精読してみたいと思います。

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