1905年 革命のうねりと連帯の夢 歴史の転換期

小松久男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784634445109
ISBN 10 : 4634445107
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
265p;20

内容詳細

目次 : 総論 革命のうねりと連帯の夢/ 1章 サッタール・ハーンのイラン立憲革命(近現代イラン史の展開と立憲革命/ イランのなかのアゼルバイジャン、そしてタブリーズ ほか)/ 2章 「ロシア・ムスリム」の出現(一九〇五年革命とロシアのムスリム/ 多宗教帝国の軋み ほか)/ 3章 イクバールのロンドン(インド・ムスリムの覚醒/ 植民地インドにおける近代化とムスリム ほか)/ 4章 転換期の憲法(「東方問題」クレタ/ メガリ・イデアの盛衰 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ピオリーヌ さん

    「総論 革命のうねりと連帯の夢」「イラン立憲革命」・「ロシアのムスリム」・「インド・ムスリム」・「東方問題」といった論文が並ぶ。1905年のロシア第一革命がユーラシアに与えた影響が如何に大きかったか実感。巻末の以下の文には大いに考えさせれられる。「長い十九世紀」の西欧列強や「短い二十世紀」の西側陣営で実現したかに見えた民主主義は、前者はキリスト教国における非西欧地域の搾取を前提とし、後者も同様に「東側」と対峙し、それへの優越性を誇示する誇示を前提として成り立っていた。

  • MUNEKAZ さん

    同じ編者による前巻が、英露のグレートゲームを軸にユーラシア全体を見渡していたのに対し、今回はイスラム世界のみとパノラマ感に欠ける仕様。ただおかげで焦点は明確になっており、日露戦争によるロシアの退潮を契機に新しい政治運動の波が盛り上がる様がよくわかる。またその中でも民族的ナショナリズムか、イスラムによる連帯かで葛藤があったことは興味深い。現在にも続くイスラム主義の源流が垣間見える。

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