ライオンのおやつ

小川糸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591160022
ISBN 10 : 4591160025
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
追加情報
:
255p;20

内容詳細

余命を告げられた雫は、残りの日々を瀬戸内の島のホスピスで過ごすことに決めた。そこでは毎週日曜日、入居者がもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる「おやつの時間」があった―。毎日をもっと大切にしたくなる物語。

【著者紹介】
小川糸 : 1973年生まれ。2008年『食堂かたつむり』でデビュー。2010年に映画化され、2011年にイタリアのバンカレッラ賞、2013年にフランスのウジェニー・ブラジエ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おしゃべりメガネ さん

    やっぱり予想通り'泣ける'ヤツでした。人前で読んではアカンやつでした。33歳にして、余命を告げられた「雫」は限られた残りの日々を瀬戸内の島にあるホスピスで過ごすコトに。そのホスピスでは毎週日曜日の3時になると、入居者がこれまでの人生の中で食べた思い出の'おやつ'をリクエストすることができます。リクエストされるおやつはどれもステキな思い出ばかりで、ほっこりします。ホスピスで暮らす愛犬?「六花」と共に残りの日々をしっかりと生きていく「雫」の姿に涙が止まりませんでした。人生最後に食べたい'おやつ'は何ですか?

  • buchipanda3 さん

    とても辛いことが描かれているのに、哀しい気持ちだけじゃなく、心をふわっと鼓舞されているような感覚にも包まれた。それは、食べたり、匂いを嗅いだり、息を思い切り吸ったり、そして触れたりといったことが、優しく丁寧に表現されていて、主人公の雫からそういった生きていることを素直に実感することが大切なんだよって言われているように感じられたからかも。子供の頃はそういったものを無邪気に受け入れていただろうし、おやつを前にすると子供の頃の気持ちが、ふと甦るのも分かる気がした。おやつは心の栄養、人生へのご褒美、なるほどなあ。

  • のぶ さん

    この本は小川糸版「生きる」だと思った。33歳して余命を告げられた主人公の海野雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色の中、本当にしたかったことを考える。そこで出会った人たちとの交流が描かれるのだが、それは決して暗いものではなく、温かく生きる事の意義を感じさせるものだった。入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、そこで選び出すものがどんなものであるのか、自分なら何を選ぶだろう?いろいろな事を思いながら、生きている事、死んでいく事のあり方を考えさせられた。

  • ポチ さん

    余命宣告を受けた雫が瀬戸内の島で最期を迎えるまでを綴る。瀬戸内の海の穏やかさ、優しく暖かい日差しが涙をより誘う。

  • tonkotsu さん

    よく「一気読み必至」みたいな広告があるが、この本がまさにそういう一冊だった。小川糸さんの新作は若くして余命を告げられた主人公の雫が、瀬戸内の島のホスピスを終の住処に選ぶ、ホスピスでは入居者がもう一度食べたいおやつをリクエストする「おやつの時間が」があった。死を宣告されてからの話なので、得てしてどんよりと暗くなりそうだが、そういうことは一切なく「明るい死」が描かれる、登場人物も全員いい人で読後感も◎。犬の「六花」が可愛すぎて困る(アニマルセラピーの効果は計り知れないなと思った)。

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小川糸

1973年生まれ。2008年『食堂かたつむり』でデビュー。2010年に映画化され、2011年にイタリアのバンカレッラ賞、2013年にフランスのウジェニー・ブラジエ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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