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学校では教えてくれない 日本人のための英文法の授業

小川直樹

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784816377228
ISBN 10 : 4816377220
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ネイティブの発想がわかると、英文法のすべてが腑に落ちる!
学校では習わない「英語の根本の発想」が理解できる本

何度勉強してもわかりにくくて頭に入らない英文法。中学・高校でルールや用法を一生懸命に覚えた人も多いはず。なぜ、ネイティブは英語を何の苦もなく話しているのに、学校で習う英文法はこんなにわかりにくい‥!?
それは、ネイティブにとっては当たり前の言語感覚や発想を知らないまま、英語を勉強しているから。
本書では、学校英語では決して教わらない「英語の根本の発想」にまで掘り下げながら、英文法で日本人がつまずきやすいところを丁寧に解き明かしていきます。

たとえば、日本語ではあまり意識的に区別されずに話される「意見(主観)」と「事実(客観)」。でも、ネイティブにとってこれは厳然と区別されるべきもの。この発想がわかると、こんなふうに英文法の意味が理解できるようになります。

◎現在形と過去形の違いは単なる「時」の違いではなく、「主観(現在)」と「客観(過去)」の違い。
◎「to不定詞」は頭に思い描いている主観を表し、「ing形(進行形や動名詞)」はいま目の前に起こっていることを客観的に表す。
◎仮定法は「if〜」で事実ではない仮定を表し、その後で話者の意見を述べる構造になっている。

こんなふうに英文法の根本がわかれば、いちいち英文の後ろからさかのぼって日本語に訳さなくても、英語の語順のままに意味を理解することができるようになります。「学校で全然理解できなかった」「現在完了進行形、関係代名詞‥用語を見ただけで混乱する」という人に読んでほしい、日本人がネイティブ感覚を理解するための英文法レッスンです。


【目次】
PART1  英文法がわからないのにはワケがある
PART2  人称とは
PART3  文の構造
PART4  時制
PART5  続・文の構造
PART6  主述関係
PART7  不定詞
PART8  -ing形(現在分詞と動名詞)
PART9  分詞(現在分詞と過去分詞)
PART10 現在完了形
PART11 助動詞
PART12 仮定法
PART13 受身形と倒置
PART14 関係代名詞

【著者紹介】
小川直樹 : 英語学者・英語音声学者。津田塾大学非常勤講師(教職課程向け音声学担当)。1961年東京都生まれ。上智大学大学院言語学専攻博士前期課程修了。1998年、イギリスのレディング大学で研修。20代の頃は有名私立中高や大手予備校で教鞭をとる。その後、立教女学院短大、さらに聖徳大学で教授職を経て、2013年コミュニケーションのコンサルティング会社Heart‐to‐Heart Communicationsを設立、代表取締役を務める。30年以上の女子大での指導経験から、英語と英語発音をわかりやすく指導する技術を研究。教員研修セミナーなどでその技術を伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆっき

    「学校では教えてくれない」に納得の分かりやすい文法書でした。英文法の根本に潜む「二分法」はたしかにスッキリ!もっとしっかり読みたかったけどあまりの暑さに負けて頭が追いつかず。またいつかネイティブの言語感覚を学びたいと思います。

  • hitomi

    図書館の新刊コーナーで見かけて。日本人が英文法を学ぶ際に理解しておくべきことが説明されていて、非常に勉強になりました。大前提として、西洋人の考え方の根本には「二分法」があり、彼らは何でも物事を二つに分けて考える、と理解しておくことが重要。「旧情報/新情報」「主観/客観」「事実/意見」など、日本語で表現する際には曖昧なものを、英語で表現するときにはきちんと分ける必要がある。また、英文法の用語には「現在完了進行形」「分詞構文」「関係代名詞」など、分かりにくいものが多い。学生の時に知っておきたかったです。

  • Yuhnan or Onosaki

    できれば電子書籍になってほしい。なぜならば、英文を書いていて、あれっ?と思った時に開いて、心の平静を保ちたいから。

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