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完訳三国志 4

小川環樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003201244
ISBN 10 : 4003201248
Format
Books
Publisher
Release Date
July/1988
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • NAO

    長江を舞台に対峙する、劉備+孫権軍と曹操軍。霧の夜孔明が曹操軍から多くの矢を奪ったエピソードに始まり、赤壁の戦いへ。この巻は、『三国志』最大の盛り上がりをみせる。孔明の聡明さと、彼の策略に踊らされる周瑜や曹操の対比がなんともいえない。孫権の妹との結婚話でおびき寄せて劉備を殺害しようとの呉の策略も、孔明にあっさり見破られてしまう。孔明は、天文だけでなく人の性格をも見事に読み解いていた。

  • 優希

    赤壁の戦いでの孔明の才が見て取れました。戦いは盛り上がり、引き込まれます。ここで丁度折り返しですね。

  • 読書実践家

    中国水軍の戦いは、大河という地理的要因や気候の諸条件を巧みに勘案し、作戦を練ることの重要性を教えてくれる。

  • qoop

    赤壁の戦いは孔明の天才軍師ぶりを伝える挿話なのかと思っていたが、だいぶ印象が違った。全体に孔明の描写は神話/伝説的でリアルさが薄く、知恵者というより神仙の趣き。こういう形でキャラを立てているのかと意外な感と納得の両方を感じた。常人を超えた才とは即ち、神に近づくということなのだろう。時代とともに築かれたイメージを史実に当てはめるとこうなるのだな、と。

  • ZEPPELIN

    諸葛亮による周瑜イジメの巻。この時期は超能力者みたいなことをやっといて、なぜ後の北伐では見事に失敗したのか、全く意味が分からない。呉の動きが読めるなら、馬謖の動きも読めたでしょうに。作者も、蜀を持ち上げるフリをして盛大にバカにしているとしか思えなくなってくる。もっと可哀想なのはその諸葛亮と周瑜に挟まれた魯粛。こちらの方がストレスで体調を崩しそうなのに、先に逝くのは周瑜。全体的に扱いが悪い呉の中で、周瑜は特に悲惨である

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