基本情報

内容詳細
かつて松下電器にはソニーに匹敵する自由なる研究所があった。1986年に入社した私は、その音響研究所に配属され栄光のブランド「テクニクス」の様々な発展形の技術・商品を開発する。人には大切な「音の記憶」がある。その感情を技術が喚起する。そんな商品をめざし、うちこんだ青春の日々は、8年目でプロジェクト解散、配置転換で雲散霧消したかに見えた。失意の中で始めたジャズ・ピアノで世界的な評価を受ける。「君はパナソニックのトップにはなれないが、プロとしては成功する」そうアメリカのプロデューサーに言われ、心は揺れるが…。日本の会社で働く全ての女性に贈る働くこと、愛すること、継続すること。
目次 : 音の記憶/ 全ての生き物にはリズムがある/ 就職まで/ 自由なる研究所/ 汐留の輝ける青春/ 失意のプロジェクト解散/ オール・ユー・ニード・イズ・ジャズ/ 二足のわらじ/ 愛こそ全て It’s All About Love/ 松下幸之助が教えてくれたこと/ テクニクス復活プロジェクトに懸ける/ ベルリンでの復活宣言/ 幻のターンテーブルSL−1200/ 女性が欲しくなる「オーディオ」で未来を拓く/ 若い人へのレッスン
【著者紹介】
小川理子 : 1962年、大阪府生まれ。パナソニック株式会社役員。3歳の頃よりピアノを始め、様々なジャンルの音楽に親しんでいたこともあり、慶應義塾大学理工学部在学中から、松下電器産業(現パナソニック)の音響研究所に憧れていた。86年入社後、同研究所に配属。金管楽器の形をしたスピーカー「サウンドスペースツインロードホーン」など数々のユニークな開発を手がけた。しかし93年に所属する部署が解散。その後、音響開発の現場は離れるが、ジャズピアノでは2003年に北米でリリースされたCDが英国専門誌で年間ベストアルバムに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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テクパパザンビア さん
読了日:2017/07/26
ぼっちゃん さん
読了日:2017/04/01
きみたけ さん
読了日:2020/06/15
trazom さん
読了日:2017/04/01
tom さん
読了日:2017/05/18
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