Product Details
ISBN 10 : 4426121701
Content Description
日常生活でよく使われている言葉を哲学してみました。言葉の意味をよく考えてみるとなんだか愛おしく思えてきます。本書ではその愛おしさを「哲訳」で表現しました。「哲訳」することは、あまりよく知らなかった人と話してみることで、親近感がわくのに似ています。
目次 : 1 ふわふわ、ひらひら(遠慮がちに、相手の懐に入る言葉は、すんなりと受け入れてもらえる/ そっと背中を押してくれる よろしければ ほか)/ 2 ぽつぽつ、ぼそぼそ(小さなつぶやきにも、切実なメッセージが込められている/ 生きるのが楽になる まいっか ほか)/ 3 かちかち、ずばずば(ストレートに表現することで、結果のいかんにかかわらず賞賛される/ 相手をタジタジにする どういう意味? ほか)/ 4 くねくね、たらたら(曖昧な表現をすることによって、相手にこちらの真意を考えてもらう/ 人を見る目が磨かれる あなどれない ほか)/ 5 くるくる、きらきら(みんなを軽やかに巻き込んで、輝かせることができる/ 自分の状態が確認できる たまんないね ほか)
【著者紹介】
小川仁志 : 哲学者。1970年、京都府生まれ。山口大学国際総合科学部准教授。京都大学法学部卒業後、伊藤忠商事に入社。退職後、4年間のフリーター生活を経て、名古屋市役所に入庁。市役所勤務の傍ら名古屋市立大学大学院にて博士号を取得。徳山工業高等専門学校准教授、プリンストン大学客員研究員を経て現職。「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。専門は公共哲学、政治哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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