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Genesis 時間飼ってみた 創元日本sfアンソロジー

小川一水

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488018450
ISBN 10 : 4488018459
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan

Content Description

SF新時代を切り拓くアンソロジー。全編書き下ろし。第12回創元SF短編賞正賞・優秀賞収録。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 宇宙猫

    ★★★★ 未明のシンビオシス/小川一水5。いつか明ける夜を/川野芽生1。1ヘクタールのフェイク・ファー/宮内悠介2。ときときチャンネル#2【時間飼ってみた】/宮澤伊織5。ラムディアンズ・キューブ/小田雅久仁5。ほんとうの旅/高山羽根子2。神の豚/溝渕久美子5。射手座の香る夏/松樹凛4。今回は好き嫌いが分かれた。はっきりしたストーリーがないとあまり楽しめない気がする。SFぽくなかったけど「神の豚」が一番おもしろかった。D

  • Fondsaule

    ★★★★☆ 小川一水「未明のシンビオシス」 川野芽生「いつか明ける夜を」 宮内悠介「1ヘクタールのフェイク・ファー」 宮澤伊織「ときときチャンネル#2〈時間飼ってみた〉」 小田雅久仁「ラムディアンズ・キューブ」 高山羽根子「ほんとうの旅」 鈴木力「SFの新時代へ」 溝渕久美子「神の豚」 松樹凛「射手座の香る夏」 12編の書き下ろしSF短編集。 「神の豚」「本当の旅」等が好き。

  • 本の蟲

    「年刊SF傑作選」から創元SF短編受賞作掲載のバトンを渡されたアンソロ。小川一水の「未明のシンビオシス」荒廃した日本におけるAIの進化の方向性。文句なし。川野芽生はGenesisi第二集の表題作も読んでいるが、ちょっと合わない。宮内悠介「1ヘクタールのフェイク・ファー」相変わらず語りが愉快で、ぶっとんだ状況と結末。宮澤伊織は配信SF「ときときチャンネル」2作目。好きなのでどんどん書いて文庫化希望。小田雅久仁は初読み。壮大なファンタジーなのだが、壮大過ぎて置いていかれた。高山羽根子は純文風味で微妙。(続

  • Shimaneko

    お目当ての小川一水と小田雅久仁は期待を裏切らない読み応えで、さすがの貫禄。面白かった!予想外の収穫が巻末の受賞作x2のうち、優秀賞の『神の豚』で、こちらもぐいぐい引き込まれた。確かにSFみがあまりに希薄といえばそうなんだが、そこ以外では大賞を凌ぐ完成度で次作が楽しみ。溝渕久美子さんね、覚えておこうっと。

  • Mc6ρ助

    『わたしは彼女が話しているのをきいていて、ひょっとしたら、ひとつのサイトなりガイドブックが意図的に嘘をついているというようなことはめったになく、たいていのばあいはちょっとした書きまちがいや認識の齟齬、そうして一番多いのは、それが発行されたことによって逆にその場所が変質してしまうというケースなのではないか、と考える。(p231)』さすがに最近「オルタナティブ・ファクト」という言葉は聞かなくなったが、まだまだフェイク・ニュースには事欠かない・・。閑話休題、久しぶりにセンス・オブ・ワンダーに酔うSF体験。

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