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百年の愚行 続

小崎哲哉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784877384500
ISBN 10 : 4877384502
Format
Books
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yumiko

    前作「百年の愚行」の12年後の昨年刊行された今作。その間人類の「愚行と狂気」の所業は止むことなく、いっそう破滅に向かって加速度を増したかのように見える。環境破壊は進み、貧困や情報による格差は広がるばかり。差別や弾圧は治まることなく、その連鎖はテロや戦争に繋がっていく…地球を大切に!とは戯言で、人間なんかいない方が、よっぽど地球は静かで平和な惑星だと思えてしまうのが辛い。それでも、「自己と他者への想像力」を失うことなく、知恵と力の限り生きていくしか私たちに選択肢はない。憂えるばかりではいけない!

  • 姉勤

    全シリーズで、反アメリカと反資本主義とに偏りすぎた批判か、もしくは自覚があったためか、バランス良く諸問題を取り上げているが、そこまで視点が届いてますよという、制作側の自慢の匂いが強い。その匂いで打ち消せない主義主張がラッピングされた写真の裏に透けて見える。彼らのいう「愚行」は肯定できるものが少ないが、だからと言って、それを解消する改革と称するものも、”別な”愚行を生み、刻まなくていい傷を負う事になろう。

  • キキハル

    9.11の写真から幕を開ける本書は、眼をそむけたくなる頁はなかったものの、これからの未来を憂える内容だった。「人は自ら犯した愚行を簡単に忘れ去る生き物」なのだという。ならば、頻繁に起きるテロ行為も歴史の一コマになり忘れ去られるのか。そうならないために、愚行をなくすために一個人に何ができるのか。例えば、相手の立場を想像し考え知ること。そしてそれを発信していくことが大切なのだろう。きちんと現状を認識するには、世界情勢に強く意識を向けなければと思う。この地球に生きる一員として。何かを表現しようとする一人として。

  • たる

    戦争、弾圧、差別、貧困、メディア、環境、核、僕たちの愚行を見せつけられる写真集「世界を、広く、深く、複雑なものとして見ることが出来れば、人々の攻撃性は和らぐに違いない。本書をきっかけとして、現代の愚行を少しでも減らすために、多くの人々の知恵と力を集めればと思う。」

  • ののまる

    高校生以上全員読んだらいいんじゃないか!と思う。驚くことに哀しいことに、ヒトラーの言葉が当たっている。「大衆の受容能力は非常に限られており、理解力は小さいが、そのかわり忘却力は非常に大きい。」忘却は権力の操作でもあるが、自らの怠惰にもよる。

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