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屈折万歳! 岩波ジュニア新書

小島慶子(タレント)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784005008131
ISBN 10 : 4005008135
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人との距離がつかめず、家族との関係もうまくいかず、学校でも家でも、就職したテレビ局でも空回りしては落ち込む日々を送っていた著者。そんな自らの屈折体験をふまえ、「いろいろあるけど人生はそう捨てたもんじゃないよ」と悩める10代にエールを送る。「どこにも居場所がない」「自分を好きになれない」と感じているあなたへ。

目次 : 1章 あなたは自分が好きですか?(あなたは、自分が好きですか?/ 子どもの頃に感じていたこと ほか)/ 2章 大人になるってどういうこと?(母校で/ 友情は永遠ではない ほか)/ 3章 家族の問題(「こうあるべき」家族/ ちぐはぐさを感じながら ほか)/ 4章 社会にこぎ出ると(「好き」から始まった仕事探し/ 仕事の適性 ほか)/ 5章 自立に必要な力をつけよう(大人になるまでに獲得したい力/ 関係がこじれたときには… ほか)

【著者紹介】
小島慶子 : 1972年、オーストラリア生まれ。タレント、エッセイスト。学習院大学を卒業後、95年にTBSアナウンサーとして入社。99年、第36回ギャラクシーDJパーソナリティー賞受賞。2010年に退社。14年2月に生活の拠点をオーストラリアに移し、自身は、仕事のある日本と往復しながら生活する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 望月衣塑子そっくりおじさん・寺

    元TBSアナウンサー・小島慶子が少年少女に向けた自伝的メッセージ。私は小島慶子が好きである。多分年齢は同級生になるはずだ。その小皺も含めて本当に素敵な女性だと思う。幼い頃からの家族との軋轢。周囲との軋轢。育つ過程で親に抱かされた偏見と劣等感。精神を病む程悩んで悩んで優しくなった女性がここにいる。だからこの人はあんなに素敵な笑顔で笑うのだと痛感。私はたまに思うが、宗教者の開いた悟りよりも、現代人が現実と格闘して泣きながら考えて掴んだ幸せの方が尊いと思う。これは本当に素晴らしい一冊。お勧めである。

  • ネギっ子gen

    「どこにも居場所がない」と悩む若者は多い。著者も、<15歳から30歳まで、私は摂食障害に苦しんでいました。最初は拒食気味になり、18歳からは食べることがやめられない過食に、20歳頃からは大量に食べては吐く過食嘔吐になりました。ものを食べている時間だけは、大嫌いな自分のことを忘れられたからです。食べては吐きながら、自分を嘲笑っていました。辛くて泣いていました。私なんか消えればいいのに、って>と自身のことを書くが、表面は人気女子アナ。そんな彼女が10代に向け、屈折は悩みの扉を開く鍵になると教えてくれる1冊。⇒

  • miu

    小島慶子さんが、これから大人になって社会へとこぎ出る10代に向けての本。。。なんだけど!わたしの中の大人になりきれていていない部分が激しく共鳴。自分たちは偏った集団の中に身を置いているということ。家族との関わり方。自立。そして人は必ず変わるということ。わたしはこの年でようやくこの思考に辿り着いた。でも遅すぎるなんてことはない。気付いたときからシフトチェンジすればいいのだから。

  • 読書実践家

    「失敗礼賛」の著者でもある。摂食障害など、さまざまな人生の苦難を経験しながらも、自分と向き合い、人生を力強く歩む勇気をくれる一冊。

  • ybhkr

    個人的に、すべての子供にお薦めしたいとは思わない。著者と同じように人生の設定が客観的に見て恵まれている、一見、悩みなんて贅沢なこと言ってんじゃないよ!みたいな環境の中で屈折している子向きなんじゃなかろうか。著者自身も書いている通り、これ、物凄く贅沢な悩み。貧困とか虐待とか自分の力ではどうにもならない問題を抱えた子には絶望にしかならない気がする。もしかしたらお金持ちでも幸せになれるわけじゃないんだーって救われるかもしれないけど。わたしの感覚では著者の母世代で奉公せずに夜間学校行けるのは貧しくないし。

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