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2乗の世界 ブルーバックス

小島寛之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062578196
ISBN 10 : 4062578190
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2013
Japan

Content Description

2乗を通して見る、深遠な数学と物理の世界。同じ数を2回掛けると現われる「平方数」には、数の「遊び心」や物理現象の秘密がかくれている。ピタゴラス、ガウス、フェルマー、リーマンら偉大な数学者の業績に見える平方数から、ガリレイ、ボーア、アインシュタインら偉大な物理学者が見いだした自然法則まで、平方数に秘められた不思議で深遠な世界をわかりやすく紹介する。

目次 : 第1章 ピタゴラスの定理/ 第2章 フィボナッチと合同数/ 第3章 ガリレイと落体運動/ 第4章 フェルマーと4平方数定理/ 第5章 ガウスと虚数/ 第6章 オイラーとリーマン/ 第7章 ピアソンとカイ2乗分布/ 第8章 ボーアと水素原子内の平方数/ 第9章 アインシュタインとE=mc2

【著者紹介】
小島寛之 : 1958年、東京生まれ。東京大学理学部数学科卒。同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。現在、帝京大学経済学部経済学科教授。数学エッセイストとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • P.N.平日友

    youtuber加藤貫太郎さんのオススメ本。題名のとおり二乗(平方数)にフォーカスし、さまざまな数学・物理分野を深堀りする。見方を変えるだけで数式でこんなに話せるのかと驚きとともにわくわくした。個人的には「フェルマー小定理」にまつわる話が好きだ。それと、ボーアの章にあった量子力学に関連した話など。 章末に平方数が好きになる問題がある。読み飛ばしたのでこれからこれらを解いてみる。シンプルなのに深い…もっと若くに読みたかった本。

  • ロッキーのパパ

    2乗を切り口に数学と物理の歴史を概説している。確かに言われてみると、色々な物に2乗は現れていることを再認識させてくれる良書だと思う。 2乗で記述される世界の美しさは理解できる。けど、なぜと思う気持ちがあまりない。その辺にぼくがサイエンティストではなくエンジニアを選んだ理由があるのかもしれない。

  • calaf

    こういう考え方(見方)はしたことがなかったので、結構面白かったです。でも、線形の次に簡単なのが二乗則。なので、非線形現象が多いこの世の中、二乗則もそれなりにでてきてもおかしくない気もしますが...どうなんでしょうねぇ...

  • P.N.平日友

    再読。発見や証明のこともそうだけど、散りばめられたそれぞれのドキュメントが以前読んだときより面白いと感じた。例えば、ニュートンが23歳の時、ペストが大流行しており、大学に行けなかったそう。そこで故郷に戻り研究に没頭することでいくつもの重要な発見をしたらしい。「万有引力の法則」などだ。ここはふしぎと勇気づけられるひとこまだった。整数分野の予想系のはなしは理解できそうでできないところが面白い。リーマン予想など。最後に。数学のところはmodを使ってる考えることができると一味違った考え方ができ楽しめると思う。

  • hanagon44

    ガウスがガウス整数を使って2平方数定理を証明し,フェルマーの最終定理の指数4の場合をも解決したくだりで書かれていた文章。「整数というのは,人間生活の日常に近い分だけ雑多さや偏りがある。つまり,本来の姿に関して隠れて見えていない部分があるのである。だから,世界を広げて眺め直してみると,隠れていた本性が浮き彫りになり,振る舞いが健全になる,ということがおうおうにして起こる」。これを素人の自分にも何となく感じ取られる1冊で,非常に興味深かった。2乗の不思議と面白さを楽しめた。別宇宙では何乗が主役だろう…。

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