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添野義二 極真鎮魂歌 大山倍達外伝

小島一志

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103014546
ISBN 10 : 4103014547
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan

Content Description

“極真の猛虎”が死ぬ前にどうしても書き残しておきたかったこと―。

目次 : 序章 別れ/ 第1章 大山倍達との出逢い/ 第2章 キックボクシング参戦/ 第3章 第一回全日本大会と梶原一騎/ 第4章 世界大会と武道館問題、そして少林寺襲撃事件/ 第5章 幻のクーデター計画/ 第6章 映画を巡る大山と梶原の確執/ 第7章 「プロ空手」への渇望と挫折/ 第8章 ウィリーの暴走劇とプロレスへの接近/ 第9章 ウィリー猪木戦、地に墜ちた極真との決別/ 終章 されど、いまだ道半ば

【著者紹介】
小島一志 : 栃木県生まれ。早稲田大学商学部卒業。株式会社夢現舎(オフィスMugen)代表取締役。「月刊空手道」「月刊武道空手」元編集長。講道館柔道、極真会館空手道などの有段者。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • £‥±±

    「空手バカ一代」よりも規模を縮小した「新カラテ地獄変」的な内容に少々うんざりする所もあるが、苦みの中に道を極めんと足掻いた男たちの少しずつ歯車や道がずれていくアイロニーは中年になった読者には結構胸に響く物が有る。ライターとして出来るだけ平等な視点で描くと宣言しつつ肩入れする側への誘導が半端ではない小島氏の癖のある筆致も興味深い。苦い読後感だった「大山倍達の遺言」よりは作品内で語られる添野氏の爽やかさで救われている。それにしても極真会館と少林寺拳法の抗争の顛末は本書を読んで益々訳が分からなくなった。

  • SU

    つい読んでしまいます

  • たかし

    城西の虎こと添野義二から見た大山倍達伝。ウィリーと猪木の試合あたりまでを濃密に描き,肝心の添野破門,大山の死あたりはあっさりと。大山倍達の金の汚さが目立つし,弟子たちも鬱憤がたまっていたんだな。どれだけが真実なのかは分からないところもあるが,『空手バカ一代』を読んで感動していた身としては,これの半分でも事実であるならばとても悲しいことだ。著者がインタビューをしたものをまとめた形式なので,時系列はどうしても一貫しなかったり,重複があったりという点でやや読みにくいが,口語体なので仕方ないかな。

  • takao

    ふむ

  • 早乙女

    極真の虎と呼ばれた男の語りを小島一志がまとめたもの。この著者なのでハナから期待はしていなかったが、異常なページ数の割に内容は薄い。無駄な文章が多く構成も悪い。40年も前のウィリーvs猪木戦前後にページを割き、一番興味があった部分・添野が極真を除名された章は薄く、彼の主張に対し裏も取っていない。梶原と真樹を持ち上げて大山倍達・松井章圭・東孝を貶めたい意図が感じられるが、添野の語りで言わせるのも底意地が悪い。聴いたはずのない大山の会話を最後まで朝鮮訛りで表記し続けるのも、異常な陰湿さを感じた。

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