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イヌと縄文人 狩猟の相棒、神へのイケニエ 考古学

小宮孟

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642059374
ISBN 10 : 4642059377
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan

Content Description

イヌと縄文人のつきあいは約八五〇〇年前までさかのぼる。日本列島に渡来した縄文犬のルーツをたどり、埋葬されたイヌの出土状態から生活を復元。猟犬や神へのイケニエとしての役割を探り、イヌと縄文人の関係を解明。

目次 : 情報源としての骨―プロローグ/ 動物考古学とイヌ/ 初期縄文犬と縄文人/ 埋葬されたイヌたち/ 縄文犬の用途/ 縄文犬はどこからきたか?―エピローグ

【著者紹介】
小宮孟 : 1947年、東京都に生まれる。1970年、慶應義塾大学文学部史学科卒業。1974年、慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。千葉県立中央博物館歴史学研究科長・慶應義塾大学文学部非常勤講師などを経て現在、総合研究大学院大学・先導科学研究科客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • びっぐすとん

    職場本。縄文時代のイヌといえば縄文人のパートナーとして大切にされていた、というのが一般人の知る定説だが、生贄として供されたり、あるいは肉や毛皮を取るために殺されてしまったりもしていたようだ。残された歯牙や顎から生前の彼らを想像する部分では生き生きとしたイメージが湧いてきた。考古学者はなぜ発掘現場から出た動物の骨を動物学者に託してしまうのか?とそこに疑問を持ったところが著者の素晴らしいところだと思う。先日の古代DNA展でもイヌは取り上げられていた。イヌの歴史はヒトの歴史でもあるなと思う。

  • 志村真幸

     著者は考古学者。ずっと縄文犬の研究に携わってきたことで知られる。  本書は、その研究の集大成というべきもので、縄文犬について現在わかっていることのすべてが詰めこまれている。研究史、各地での出土例と出土状況、オオカミや現在の犬との比較、いったい縄文犬の用途は何だったのかといったあたりが、豊富な図や写真とともに論じられていく。  とくに用途に関する考察が目を引く。出土した骨や歯の状況から、イノシシ狩りとの関係が考察されていくあたりは圧巻だ。  語り口はきわめて客観的。  入門書として絶好の一冊だろう。

  • takao

    ふむ

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