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写真でわかる世界の防犯遺跡・デザイン・まちづくり デザインマネジメントで犯行をあきらめさせる

小宮信夫

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098401789
ISBN 10 : 4098401789
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界92カ国の史跡・建築・文化や学校・公園などを徹底分析!安全のポイントが直感的に伝わる、世界初の防犯写真集。

目次 : 第1章 機会なければ犯罪なし―世界標準の視点/ 第2章 戦争の歴史は防犯の歴史/ 第3章 城壁都市で市民を守る/ 第4章 犯罪が起こりにくい建物と街並み―ハード面の対策1/ 第5章 安全な交通を確保する都市計画―ハード面の対策2/ 第6章 地域社会の絆が犯罪を減らす―ソフト面の対策/ 第7章 子どもの安全を守る学校と公園/ 第8章 予防に勝る対策なし―未来予測の視点

【著者紹介】
小宮信夫 : 立正大学文学部教授。社会学博士。日本人として初めて英国ケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科を修了。国連アジア極東犯罪防止研修所、法務省法務総合研究所などを経て現職。「地域安全マップ」の考案者。警察庁「持続可能な安全・安心まちづくりの推進方策に係る調査研究会」座長、東京都「非行防止・犯罪の被害防止教育の内容を考える委員会」座長などを歴任。情報処理技術者(経済産業省)と総合旅行業務取扱管理者(国土交通省)の国家資格も有する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keith

    「入りにくい場所」「見えやすい場所」ということが、防犯上のまちづくりでいかに重要かということがわかる写真集です。ただ、あくまでも防犯の抑止力ということなので、犯罪者は防犯の脆弱なところで悪さをしでかすというのが悩ましいところですね。

  • 更紗蝦

    「犯罪機会論」の日本導入をライフワークにしている著者による、犯罪防止効果の高い街づくりや居住空間の写真集です。海外では、犯罪学といえば心理的・物理的に犯罪を行い難い環境を作り出すことで犯罪の機会を減らすことを目的とする「犯罪機会論」が主流であるのに、日本では犯罪者の性格や境遇などに犯罪の原因を求める「犯罪原因論」が主流であるため、道徳教育では「人は見かけで判断するな」と言いながら防犯教育では「人は見かけで判断しろ」という矛盾が起こっている…という指摘は目からウロコでした。

  • HMax

    ヨハネスブルクには行きません。強盗に遭う確率は約100%、電流柵は当たり前。防犯が大事を解く犯罪機会論。青色防犯灯が無意味って知りませんでした。確かに青色には鎮静効果がありますが「殆どの犯罪者は下見やイメージトレーニングを通じて十分鎮静化している。興奮している犯罪者は飲酒や覚醒剤を使用しているので青色を見ただけでは効果がない。」路面を明るくし見えやすくすることで犯罪を犯す気をなくすことが大事。

  • てくてく

    防犯という視点からみた世界案内という感じで楽しく読んだ。著者の著者は既に何冊か読んでおり、大まかな主張は理解できてはいるが、本書で取り上げられた事例についても、質問に対する回答・解説がもう少し詳しいとより楽しくなったのではないかと思う。

  • yyrn

    小学1年生が一人で電車に乗っていても通学姿なら特に気にもならない日本人の一人だが、この本で写真入りで紹介されている世界各地の犯罪を発生させないための仕掛けや取り組みを見せられると、つくづく平和な日本を実感する。個人の自由よりも集団の秩序を重んじる社会のおかげか、ただ、それを息苦しいと感じる人が増えた日本で、自由を重んじる代償として犯罪という自由の悪用を「自由のコスト」と割り切れるかと作者は問いかけ、でも、グローバル化が進むこれからの日本では世界の常識「犯罪機会の抑制」に積極的に取り組むべきだと言うのだが。

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