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安倍晋三 Vs.日刊ゲンダイ 「強権政治」との10年戦争 朝日新書

小塚かおる

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022952318
ISBN 10 : 4022952318
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アベノミクス、安保法制、「モリ・カケ・桜」―憲政史上最長政権の大罪を徹底検証する。これが「歴史法廷」の最終報告書!アベノミクス失敗の結果、庶民は低賃金に苦しみ、日本経済は歪められた。「安保法制」「集団的自衛権の行使容認」「解釈改憲」で、いよいよ軍事大国へ。「モリ・カケ・桜」、文書改ざん、強行採決。まさに民主主義の破壊者だ。かつての「懐の深い」自民党をも劣化させた。安倍氏は本当に保守なのか?今も岸田政権に影響を与え続ける「幻影」の正体を明らかにする!

目次 : 第1章 失敗したアベノミクス―世界から取り残された日本/ 第2章 戦争を「身近なもの」にした大罪―こうして日本は軍事大国へ/ 第3章 破壊された民主主義の根幹―権力私物化の果てに/ 第4章 社会「分断」の冷酷―高齢者を切り捨て、女性を軽んじる/ 第5章 失われた自民党の矜持―終わりの始まり/ 第6章 メディアを壊したのは誰か―これでいいのか大マスコミ

【著者紹介】
小塚かおる : 日刊現代第一編集局長。1968年、名古屋市生まれ。東京外国語大学スペイン語学科卒業。関西テレビ放送、東京MXテレビを経て2002年、「日刊ゲンダイ」記者に。19年から現職。激動政局に肉薄する取材力や冷静な分析力に定評があり、「安倍一強政治」の弊害を追及してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まこみや

    「三代目が家を潰す」とは周知の諺だが、この場合「家」とは日本国のことだから、他人事と冷笑して済ます訳にはいかない。在任中も三代目の無理無体な言動を「無理が通れば道理が引っ込む」「とても法治国家とは思えない」と驚きと怒りの気持ちで眺めていた。しかし法も経済も財政も外交も国会も官僚機構と公文書保管も木鐸たるマスコミやジャーナリズムも好き放題に蹂躙されて、今なお彼の亡霊が嘘と誤魔化しで後戻りできない袋小路に追い詰めているこの国に果たして明日があるのだろうか。

  • たま

    安倍夫妻と知り合いの知人(勿論富裕層)は良い人たちだと言う。知人の証券マンも熱烈支持。同世代の友達は反原発・反軍備・反イエ社会が殆どなので鋭く批判。私自身は物言いが軽率で行儀の悪い人だったと思う。森友学園の「議員も辞める」発言とか「アンダーコントロール」とか女性議員の質問への答え方とか。日刊ゲンダイ編集長が安倍政権を振り返る本は政権の10年が良く整理され面白い。米国政府と反動支持層の機嫌を取りつつその場凌ぎの言葉と政策で綱渡り。野党も事情は同じだろうが…。そしてそれで億兆の予算を左右できるのが恐ろしい。

  • ドラマチックガス

    大昔、mixiにニュース機能がついたころ、下劣な日刊ゲンダイの記事が表示されるのがすごく嫌だった。「日刊ゲンダイの記事をニュースからはずせ」というようなコミュニティにも入っていた。あれから十数年、いつの間にか安倍政権を真っ向から批判する数少ないメディアになり、応援していた。安倍政権とそれに続く岸田政権(あれ?一個飛ばしているぞ?)のおかしさをわかりやすく指摘している。ただ、政権のおかしさは十分すぎるくらいわかったけれど、結局「じゃあなぜ国民は支持したのか」についてはノータッチだった。そこが残念。

  • こも 旧柏バカ一代

    第四の権力の堕落具合。この国の大手新聞、テレビ局は期待するだけ無駄なんだな。報道の自由度ランキングが低くなるわけだ。

  • エク

    裏金問題が炸裂してる今読むと、いかにこの数年が異常だったのかが改めて分かる。検察もマスコミも本来の仕事をしてなかった、いや忖度して自主規制していた。そのカリスマ性は歴代総理でもトップクラスだったんだろうが、法の支配とは真逆の人(ネトウヨ )の支配にしてしまった負の方向性は明らか。大手のマスコミよりゲンダイが最もジャーナリズムを持ち続けている所が皮肉な感じ。

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