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ISBN 10 : 4434205404
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戦国大名はなぜ京を目指したのか?その答えは百人一首のなかにある。世の中が混迷すると「百人一首」はまさに不死鳥のように蘇り、日本的価値観を思い出させ、進むべき道を指し示してくれる。「百人一首」が、百首で一首の抒情詩だという解釈。
目次 : 天皇も率先して働く国‐天智天皇―秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露に濡れつつ/ 究極の夫婦愛と日本人の死生観‐持統天皇―春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山/ 目指す高みを得るために‐柿本人麻呂―あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む/ 見えない景色を見せる叙景歌‐山部赤人―田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ/ 華美な贅沢こそ悲しい‐猿丸大夫―奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき/ 国を守るカササギ‐中納言家持―鵲の渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける/ 和歌に命を刻みつける‐安倍仲麿―天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも/ 民のありがたさ‐喜撰法師―我が庵は都の辰巳しかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり/ 私まだ咲いているわよ‐小野小町―花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに/ 人として生きられる幸せ‐蝉丸―これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬもあふ坂の関〔ほか〕
【著者紹介】
小名木善行 : 倭塾塾長。昭和31年1月生まれ。静岡県浜松市出身。国史研究家。日本史検定講座講師&教務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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isao_key
読了日:2015/06/30
たいたく
読了日:2016/12/21
かささぎのはし
読了日:2015/08/29
晩成
読了日:2016/04/12
舟江
読了日:2015/08/05
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