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ぞうれっしゃがやってきた

小出隆司

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784265914234
ISBN 10 : 4265914233
Format
Books
Publisher
Release Date
February/1983
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 読友さんご紹介。「かわいそうなぞう」では、象もその他の猛獣も殺されてしまったが、名古屋の東山動物園では、2匹の象がなんとか生き残ることができた。それも園長や飼育員の努力があってのこと。人間ですら食べ物に不自由していた時に、体の大きな象の食べ物を用意するのは大変だっただろう。戦後、国内で2匹だけになってしまった象を、東京の子供たちに見せるために「ぞうれっしゃ」という特別な列車が走った。ちょうど社会科で戦時中を習っている息子が、習いたての台詞「欲しがりません、勝つまでは」と言っていたのを思い出す。

  • 小鈴

    戦時中のぞうといえば「はなこさん」。上野動物園で餓死させられた悲しいお話。しかし、日本にはもう一つ象のお話があったのです。名古屋の東山動物園のエルドとマカニーのお話です。園に4頭いた象ですが、殺処分が免れたもののエサも乏しく2頭は餓死してしまいましたが、もう2頭はなんとか生き残りました。遠くの村まで野菜くずを集めたり、こっそり軍から馬用のエサを分けてもらったのでした。戦後、日本で唯一生き残った象を見に、国鉄のぞうれっしゃに乗って子供たちが動物園にやってきたのです。

  • anne@灯れ松明の火

    りんどうの会で、平和・戦争の絵本を読もうと思い、選書していたら、代表さんから、新聞に出ていた「ぞうれっしゃ」もいいかも、と言われ、読んでみた。名古屋の東山動物園。多くの動物たちが殺されてしまった中、奇跡的に生き残れた二頭のぞう。戦後、そのぞうを見たいという日本中の子どもたちの夢を叶えた象列車。切なく、悲しい話が続くが、最後の子どもたちの笑顔に救われる。園長さん、職員さん、陰で支えたMさん、ありがとう! そして、二度とこういうことが起こらない世界でありますように! 箕田源二郎さんの絵が、とても優しい。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    『かわいそうなぞう』は東京の上野動物園のおはなしですが、こちらは名古屋の東山動物園のおはなし。戦後まで生きのびたぞうのおはなしです。 就学前5〜6歳頃 【平和教育に絵本を】【戦争動物園文学ーかわいそうなぞう・おれはなにわのライオンや・ぞうれっしゃがやってきた】

  • わむう

    新聞で紹介されていたので読みました。名古屋の東山動物園で戦時中に実際あったお話。飼育員の必死の願いにより、生き延びることができた2頭のゾウのお話。戦後、ゾウを見たい子どもたちのために「ゾウ列車」が仕立てられ1万人の子がゾウを見ることができたそうです。上野動物園の「かわいそうなゾウ」も合わせて読み継いでいってほしい絵本です。

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