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西洋美術の歴史 1

小佐野重利

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784124035919
ISBN 10 : 4124035918
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ギリシア・ローマ美術は後世、美の「古典」とされ、時代と地域を超えて憧憬の的となった。けれど作られた当時、それらは美しいだけでなく、篤い崇敬を集める信仰の対象であり、神話と歴史の語り部であり、計算された政治メディアでもあった。神に捧げる完璧な肉体の表現を極めたギリシア美術、多様な人々に向け幾重もの意味を担ったヘレニズム美術、皇帝顕彰の彫刻が帝国各地で作られたローマ美術…西洋美術の歴史がここに始まる。

目次 : 序章 エーゲ海文明の記憶/ 第1章 ギリシア美術の曙/ 第2章 ギリシア美術の栄華/ 第3章 ギリシア美術の変容/ 第4章 帝国美術の形成/ 第5章 帝国美術の拡大と変容/ 第6章 東方のヘレニズム美術

【著者紹介】
芳賀京子 : 1968年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、東北大学大学院文学研究科准教授。専門はギリシア・ローマ美術史。著書に『ロドス島の古代彫刻』(中央公論美術出版、2006年、第12回地中海学会ヘレンド賞)など

芳賀満 : 1961年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。博士(文学)。現在、東北大学高度教養教育・学生支援機構教授。専門はユーラシア大陸考古学、高等教育論。ウズベキスタン共和国学術アカデミー考古学賞受賞(2011年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 岡本 正行

     また1冊読み終えることができた。西洋美術、主にギリシア、ローマから始まって、この本では、ローマ帝国時代まで。それまでの西欧を中心とした美術、もちろん現代の西欧人というだけではない。古代オリエント以前からの文化芸術、形の残るものを記述している。まず歴史だが、いまに残るのは、様々な芸術だろう。各地の美術館に残る芸術品、多くは図鑑、図書でみるだけだけど、思いは、遙かなる過去へ募らせる。多くの英雄が多くの兵隊を引き連れ、各地に転戦した。アレクサンダーが、その典型だろう。歴史に残らない英雄達も多い。それが歴史だ。

  • lyrical_otoca

    美術史をちゃんと体系だって知らないので読んだ。第6章だけ担当者の思想強くて教科書的には読めないのが難点なところ以外はいい教科書的な本だった。古代では美術は自らの威光を表す政治の道具であって、美術を個人の趣味で楽しむのはまだまだ時間がたたないといけないのがわかって面白かった。でも、政治の道具であった美術が侵略ではなく影響しあっていた側面があるのも面白いな〜と思った。

  • オパビニア

    自分のように素人の独学者向けながら、ボリュームたくさんで満足。 でも、あくまで美術の歴史だから、歴史一般の記述は必要部分に限られるので、勉強が必要だと感じた。 あと、美術品の名前だけ出て、図版がないものが多く、特に本巻は古代の美術品でタイトルが必ずしもついてるわけでないので検索にかけるのも困難で、辛かったのが残念。

  • 銀子

    【レポート学習用】図版は少ない。情報の参照として。

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