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西洋美術の歴史 2

小佐野重利

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784124035926
ISBN 10 : 4124035926
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

西欧初期中世の美術は、地中海世界の伝統とケルト、ゲルマン、オリエントの躍動的な出会いだった。具象と抽象が織りなす独創的なキリスト教美術が誕生し、古代ローマの遺産は新たな王国に正統性を与えた。一方、千年にわたるビザンティン美術は、イコン破壊令という試練を経て、神の表現を極め、壮麗な聖堂や繊維なモザイク、写本装飾に結晶させた。精緻な構想による聖堂壁画は幾重もの意味を担い、ビザンティン人の精神を今に伝える。

目次 : 第1部 西欧初期中世の美術(初期キリスト教美術とは何か/ 西ローマ帝国の崩壊と異民族の躍動/ 古代復興の理念と現実)/ 第2部 ビザンティン美術(ビザンティンとは何か/ 哀しみの美術/ イコノクラスム/ 写本挿絵/ 聖堂装飾のシステム/ ある修道院の物語)

【著者紹介】
加藤磨珠枝 : 1966年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。現在、立教大学文学部教授。専門は西洋初期中世美術史

益田朋幸 : 1960年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程退学。テサロニキ大学Ph.D(美術史)。現在、早稲田大学文学学術院教授。専門はビザンティン美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • あーしぇ

    読了。第一部と第二部の温度差(執筆担当者が違う)というか、第二部のぐいぐいヲレヲレぶりに、かなり早い段階からややぐったりしました(笑)。西欧初期中世はともかくビザンティン期についてはそれこそいくつかのキーワードで言い表せてしまうものと思っていただけに、ここまで聖書の歴史とからめて熱く語られると、もっとヲレも勉強しなければなと思った次第。

  • Bevel

    なんか筆者の主張が激しかった。第1巻が主張少なめだったのもあるけど。第2部のビザンティン美術はもはや泣かせに来てるレベルでエッセイ調だった。

  • 銀子

    【レポート学習用】図版は少ない。情報の参照として。

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