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ISBN 10 : 4124035926
Content Description
西欧初期中世の美術は、地中海世界の伝統とケルト、ゲルマン、オリエントの躍動的な出会いだった。具象と抽象が織りなす独創的なキリスト教美術が誕生し、古代ローマの遺産は新たな王国に正統性を与えた。一方、千年にわたるビザンティン美術は、イコン破壊令という試練を経て、神の表現を極め、壮麗な聖堂や繊維なモザイク、写本装飾に結晶させた。精緻な構想による聖堂壁画は幾重もの意味を担い、ビザンティン人の精神を今に伝える。
目次 : 第1部 西欧初期中世の美術(初期キリスト教美術とは何か/ 西ローマ帝国の崩壊と異民族の躍動/ 古代復興の理念と現実)/ 第2部 ビザンティン美術(ビザンティンとは何か/ 哀しみの美術/ イコノクラスム/ 写本挿絵/ 聖堂装飾のシステム/ ある修道院の物語)
【著者紹介】
加藤磨珠枝 : 1966年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。現在、立教大学文学部教授。専門は西洋初期中世美術史
益田朋幸 : 1960年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程退学。テサロニキ大学Ph.D(美術史)。現在、早稲田大学文学学術院教授。専門はビザンティン美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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あーしぇ
読了日:2017/01/14
Bevel
読了日:2023/09/03
銀子
読了日:2017/12/19
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