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桂米朝が遺した宝もの

Sadao Osada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784473046611
ISBN 10 : 4473046613
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

〈今年は、上方落語の救世主・桂米朝十年祭! その軌跡を物と人からたどる〉
〈上方落語に息を吹き込み、多くの弟子を育てた桂米朝を知る本〉
2025年は上方落語を全国に知らしめた救世主・桂米朝生誕百年であり、歿後十年でもあります。第一章では偉大なる米朝の歩んできた軌跡を残された膨大な物(資料)からひもとき、第二章では個性豊かな多くの弟子たち、直門でないながらも落語の教えを乞うた桂文珍・笑福亭鶴瓶、そして米朝のDNAを受け継ぐ三人の息子たちの証言で人となりをあぶり出し、知られざる米朝師匠の姿を伝え、顕彰します。今年は記念の落語会や記念展が各地で行われる米朝Year。本書は、その幕開けの一冊です!

【著者紹介】
小佐田定雄 : 1952年生まれ。関西学院大学時代に古典芸能研究部に所属。1977年、桂枝雀に新作落語「幽霊の辻」を書いたのを手始めに、落語の新作・改作を行うほか、狂言・文楽・歌舞伎・講談・浪曲の台本も手掛けている。落語に関する著書も多数あり。2021年、第42回松尾芸能賞優秀賞を受賞

小澤紘司 : 1945年生まれ。関西学院大学経済学部卒。大学時代に古典芸能研究部に所属し落語の面白さを知り頻繁に落語会や寄席に足を運び、桂米朝や桂枝雀をはじめ噺家たちと親交を結んだ。損害保険会社の勤めを終え、現在は自治会など地域の活動をしながら、桂米朝家の資料整理を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐうぐう

    良書。桂米朝が遺した物を紹介し、そこから米朝の足跡を辿る。米朝には二人の師がいる。正岡容と四代目桂米團治である。米朝が落語家となった年に落語研究家に宛てた正岡の葉書が遺されており、そこには「米朝もあまり本格を狙って芸幅が狭少にならないようご指導を切願」と書いてあるのは、弟子を想う師の気持ちが込められている。米團治から米朝への手紙は、まだ落語家になる前の中川清宛のもの。「(略)至極の御名案と存じ、有り難く御意見に従う事と致しました」と高座を見た21歳の中川青年の指摘を(つづく)

  • 浅香山三郎

    2025年は桂米朝師の生誕100年で、歿後10年である。本書は朝日新聞大阪本社版夕刊に連載された、小澤紘司さんによる米朝師の遺品整理・研究を再録し(第1章「物篇」)、また、一門内外の噺家・子息3人による回想録・対談(第2章「人篇」)から構成。本書の出版に合せ尼崎総合文化センターでは第1章の品々を紹介する回顧展も開かれた。小澤さんの隨筆は朝日新聞連載時にも読んでおり、本書でまた読めるのはありがたい。米朝師のよさを堪能できる一冊。

  • sayzk

     「落語と私」を読んだ時と同じ感想ですけど上方芸の研究家としても大きな存在でした。上方芸能科の落語専攻の人。つくづく生きてるうちに高座を見たかった。  もしこの人がミニマリストで不要をどんどん捨てる人だったらこの本で紹介される一級品の資料は無かったことになる。断捨離も功罪ありですね。

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