寺田寅彦 ちくま日本文学

寺田寅彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480425645
ISBN 10 : 4480425640
フォーマット
出版社
発行年月
2009年04月
日本
追加情報
:
15cm,472p

内容詳細

文学アンソロジーのひとつの到達点として高い評価を得た「ちくま日本文学全集」を、文庫サイズで新装刊。明治から現代までの日本文学作家ベストセレクション。本巻は、寺田寅彦の作品を集成。

【著者紹介】
寺田寅彦 : 1878‐1935。東京・麹町の生まれ。父の郷里高知の中学から五高に進学、夏目漱石に英語を学んだ。東大物理学科で実験物理学を専攻、卒業ののちヨーロッパに留学、ついで東大教授。その後、理化学研究所、地震研究所に関係。早くより文筆を好み、漱石の紹介で「ホトトギス」に小品を載せたのを皮切りに、吉村冬彦、薮柑子などのペンネームで数多くの警抜な随筆を書いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    科学エッセイにジャンル分けできるのでしょうか。物理や科学の考察からなるエッセイが多かったです。全くわからないジャンルでしたが、興味深く読めました。

  • 優希 さん

    再読です。学者が書いた瑞草なので難しいですね。物理や科学の考察から書かれているからでしょう。興味深く読めました。

  • るんるん さん

    随筆集。著者の視覚や聴覚の鋭敏さや細かい観察力や描写力が理系の学者さんならではの感覚だなぁと思う。私の理解力では置いてきぼりになる。ずいぶん前に読み始めたのに少しずつしか進まない。でも、時々手にとる。多数は自分の理解し得ないものを「つまらない」と名付けたり・・のくだりも私を本書に向かわせているのかもしれない。鏡を見ながらの自画像、夜の病院の不穏な音や朝をつげる明るい音、の観察が特に興味深かった。自分の顔は鏡をとおしてしてしか見えない。はっとさせられる洞察力が随所にちりばめられていて深い思索へと導かれる。

  • tsu55 さん

    科学エッセイというのは現代では珍しくもないが、明治から昭和初期という時代にこのような文章をものする科学者は他にいたのだろうか。 細部を逃さない観察力と繊細な感性は科学者と優れた文章家に共通した素質なんだろうな。

  • なおこっか さん

    以前から気になる存在だった寺田寅彦。読んでみたら案の定。好きだ…大好きだ。まず時を長く見通す感性がよい。過去は失われ、未来は移ろう、が失ってはいけない事を見極め、書き残すその先見性。そして世界を広く見晴らす視野の大きさがよい。専門である物理と共に、怪異神話も言語も、芭蕉も西鶴も、同じ土俵で語ってしまう。正解など教えて貰わなくていい、考える事自体が楽しい事だったと、改めて気付かされる。だから答えだけを求める人がつまらないという意見には、心底同意する。『天災と国防』、今の時代の必読。

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寺田寅彦

物理学者、随筆家。1878年東京生まれ、高知育ち。筆名吉村冬彦。第五高等学校(現熊本大学)で田丸卓郎と夏目漱石に学ぶ。東京帝国大学物理学科卒業後、「尺八の音響学的研究」で理学博士号を取得。1909年に東大助教授となり、ドイツ留学後、欧米を歴訪。1916年、東大教授。理化学研究所・航空研究所・東大地震

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