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重巡洋艦の栄光と終焉 光人社nf文庫

寺岡正雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784769829034
ISBN 10 : 4769829035
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan

Content Description

一九三〇年ロンドン海軍条約以降、日本海軍は技術を結集した重巡洋艦を建造、連合艦隊の中核戦力とした。しかし開戦後、米国の強大な海空戦力の前に、わが重巡部隊は消耗戦を強いられていく…。海戦の矢面に立ち、死闘の海から生還した司令官、下士官兵たちの赤裸々な手記により、戦いの実相がここに明かされる。

目次 : 日本重巡十八隻の戦歴 大浜啓一/ 開戦直後「妙高」被爆す 重本俊一/ 五戦隊「那智」スラバヤ沖の凱歌 田中常治/ 七戦隊「三隈」と「最上」の衝突 山内正規/ 第一次ソロモン海戦の思い出 三川軍一/ 第八艦隊の殴り込み―「鳥海」砲術長の手記 仲繁雄/ 悲運の第六戦隊、米電探に敗る 貴島掬徳/ 前衛「筑摩」と南太平洋海戦 古村啓蔵/ 夜戦の雄「衣笠」ソロモン海に没す 村上兵一郎/ 五戦隊「羽黒」ブーゲンビル島沖夜戦 井上司朗/ 前衛部隊「熊野」マリアナ沖決戦記 青山総市/ 最精鋭重巡「利根」サマール沖の突進 黛治夫/ 七戦隊「鈴谷」サマール沖の最期 寺岡正雄/ 西村部隊「最上」スリガオ海峡の死闘 輿石辯/ レイテ湾突入ならず 栗田健男/ レイテ還り「熊野」の孤独な戦い 山縣侠一/ 歴戦艦「羽里」マラッカ海峡に消ゆ 浅井秋生/ 軍艦「高雄」防空砲台となりて 宮崎清文

【著者紹介】
寺岡正雄 : 元「鈴谷」艦長・海軍大佐(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • テツロー

    太平洋戦争で重巡洋艦に乗って戦い、生き延びた戦士の手記をまとめた本。ミッドウェーで空母を喪失していることもあり、制空権を取られた中での戦いとなることがほとんどで、戦闘中の艦内の様子は壮絶の一言。敵のレーダーや潜水艦の脅威が戦いの実体験として綴られており、戦争の変化、戦況の悪化が嫌でも伝わってくる。死ぬか生きるかの死闘の中で、死の恐怖に震えたり、闘志に震えたり、黙々と戦ったりと戦闘中の人の心境はある意味で不思議。

  • YS-56

    航空機が戦場を支配するようになったが故の悲劇なのか。栄光は一瞬。あとは苦闘の連続。実力を十分に発揮できたと確信できないのが、彼女達の無念なのでしょうかね…。

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