寺山修司著作集 3 戯曲

寺山修司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781200514
ISBN 10 : 4781200516
フォーマット
発行年月
2009年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,570p

内容詳細

演劇における見世物の復権、幻想演劇による時代の告発、民俗やサーカス…。「きらめく闇の宇宙」に解放される劇的世界の成果。初期の人形劇台本から演劇実験室「天井棧敷」の名作、代表作を網羅した著作集第3弾。

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    寺山修司が作り出した演劇の登場人物は、演じていることにとても自覚的だ。役を演じるという自我がその役自身に課せられている。それは、演劇の持つ切実さを如実に物語っている。またその結果、観客にも観客という呑気な役以上の覚悟を強いていく。『盲人書簡』の真っ暗闇の中での見えない演劇、そして『奴婢訓』においては、外からの観察者である観客を、劇の内側へと引きずり込んでいく。寺山の劇は、観るのではなく体験するものだと言わんばかりだ。その前衛性は、活字だけで表現された戯曲を読むだけでも、充分に感じ取ることができる。

  • サニー さん

    犬神を勧められて、図書館で借りた本。戯曲なので物語を読んでいると言うより、台本。 今では使えなくなった言葉がたくさん出てきて、懐かしい?なぁと思いながら読みました。 怖いと感じるお話しばかりでした。

  • たろう さん

    書かれた順に読むと、だんだんに、劇そのものを解体し、物語の筋を追うのではなく、一回生の体験を重視したものになっていくようです。舞台上で即興的・偶発的な「出合い」を観客に起こさせることを目当てにしたものもあり、「上演後の形骸」であるところの台本を読んだだけでは不十分のよう。「身毒丸」を先日見に行ったけど、ほかのも上演されないかな。

  • 紫花 さん

    美輪さんから出発して流れ着いた気がする…「毛皮のマリー」「身毒丸」「青ひげ公の城」が好きだ。

  • かいら さん

    やっぱり『毛皮のマリー』は素晴らしすぎるのであります。『狂人教育』も好きだなあ。手に入れて良かった本だ。

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人物・団体紹介

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寺山修司

青森県弘前市生まれ(1935〜1983)。日本の詩人・歌人・劇作家。演劇実験室「天井桟敷」主宰。青森高校在学中より俳句、詩に才能を発揮。早稲田大学教育学部に入学(後に中退)した1954(昭和29)年、「チェホフ祭」50首で短歌研究新人賞特選を受賞。歌人、脚本家、演出家、映画監督、写真家、エッセイスト

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