Product Details
ISBN 10 : 408771117X
Content Description
第二次大戦以前、日本の植民地だったパラオ。そこには「南洋庁」という役所があり、日本からの移民と現地島民が織りなす「暮らし」がたしかにあった――。
当時パラオに赴任した作家・中島敦の小説をきっかけに、著者が当時の南洋諸島に興味を持ち、実際にパラオへ赴き、日本統治時代を知るお年寄りを訪ねて、当時のエピソードを収集した歴史ルポルタージュ。
著者はパラオだけでなく、パラオからの帰国者が集団で移住した宮城県蔵王町の北原尾や、宮崎県小林市の環野にも赴いて、当時の証言を集めた。
戦中派が世を去って歴史の記憶が薄れる今こそ、広い世代に読まれるべき貴重なエピソードが詰まった一冊。
【著者略歴】
寺尾 紗穂(てらお さほ)
1981年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化専攻修士課程修了。2006年に『愛し、日々』でシンガーソングライターとしてデビュー。音楽活動のかたわら、ノンフィクションやエッセイを執筆し、文筆家としても活躍中。著書に『評伝 川島芳子――男装のエトランゼ』(文春新書)、『愛し、日々』(天然文庫)、『原発労働者』(講談社現代新書)、『南洋と私』(リトルモア)など。2017年6月に第8作となるオリジナルアルバム「たよりないもののために」をリリース。
【著者紹介】
寺尾紗穂 : 1981年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻比較文学比較文化コース修士課程修了。2006年に『愛し、日々』でシンガーソングライターとしてデビュー。音楽活動のかたわら、ノンフィクションやエッセイを執筆し、文筆家としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ゆいまある
読了日:2019/05/01
おかむら
読了日:2017/08/25
信兵衛
読了日:2017/09/01
takeapple
読了日:2017/09/17
ヒラP@ehon.gohon
読了日:2020/01/10
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