Product Details
ISBN 10 : 4759816771
Content Description
現在の地球には、数百万とも、数千万ともいわれる生物種が存在する。生物がこれほどまでの多様性を持つに至ったのはなぜなのか。本書では、生物多様性の原動力でもある「種分化」がどのような過程で起こるのかを、アフリカの湖に生息するシクリッドでの研究を中心に丁寧に紹介。さらには、アフリカからキューバ、近くの山で著者が実施した野外調査の様子を交えながら、生物の不思議さや面白さ、生物研究の醍醐味を大いに語る。生物(学)への愛にあふれた1冊。
目次 : 序章 種とは何だろう?/ 第1章 交配しなくなる集団―生殖的隔離/ 第2章 生物の進化はなぜ起きるのか/ 第3章 地理的な分断が引き起こす種分化/ 第4章 遺伝的な交流があっても起きる種分化/ 第5章 種分化がゲノムの分化を促す/ 終章 なぜ生物は多様なのか
【著者紹介】
寺井洋平 : 1970年、神奈川県生まれ。1999年、東京工業大学大学院生命理工学研究科修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員、東京工業大学生命GCOE特任助教などを経て、現在、総合研究大学院大学先導科学研究科生命共生体進化学専攻助教。専門は生物の適応と種分化。現在のおもな研究のテーマは、シクリッド、スラウェシマカク、サンゴの適応と種分化、地衣類の共生と環境適応、ヒトの皮膚形質の適応進化、ウミヘビの海棲適応、ニホンオオカミの島嶼適応と日本犬の成立過程など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ようへい
読了日:2018/12/22
くろじら
読了日:2020/12/04
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