富安陽子

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本

オニのサラリーマン 日本傑作絵本シリーズ

富安陽子

評価 : 5.0
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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784834082005
ISBN 10 : 4834082008
フォーマット
：
本
出版社
：
福音館書店
発行年月
：
2015年10月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
富安陽子, 大島妙子 ,  
追加情報
:
26X27

内容詳細

赤鬼のオニガワラ・ケンは、地獄カンパニーの平社員。一男一女あり。朝は早起きゴハンもしっかり、びしっとスーツで決め、愛妻弁当と金棒持って、満員バス(通勤“地獄"?)で出勤です。社長然とした閻魔大王の指示で、今日は血の池地獄の見張りにつくことになりました。釜ゆで地獄の火の番を言いつかった同僚のオニジマからは「ええなぁ。らくちんやんか」と羨ましがられますが、なんのなんの、亡者どもはさっぱり言うことを聞かず決まりも守らず、仕事熱心なオニガワラは声をからしてヘトヘトです。そして、ちょっと油断したすきに、大変なことが起きてしまいました!どうするオニガワラ!
富安ワールド全開のとんでもない発想と展開のストーリー、そして、怖さの中におかしさと遊び心満載の大島劇場。最強コンビによるぶっとんだ地獄絵本は、小さな子から楽しめますが、大人や本好きな子には、ちょっとした隠し味が。ヒントは「芥川龍之介」。

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「わてオニでんねん」で始まる、その題名通...

投稿日：2021/04/24 (土)

「わてオニでんねん」で始まる、その題名通り職業サラリーマンのオニが主人公の絵本。不思議な世界をユーモラスに描いた、富安陽子さんらしい作品です。

Hiro さん | 鳥取県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    読了日：2016/01/27

    タロー書房で怪しげな「オニ」のイラストに魅かれて読みました。子供向けなのか大人向けなのか微妙ですが、不思議な雰囲気を醸し出しています。オニの世界が以外とゆるいのが笑えます。じごくカンパニーの社長は閻魔大王なんですね。オニがヤケ酒で「鬼ごろし（日本酒）」を飲んでいるのも良いですね（笑）

  • 馨 さん

    読了日：2017/01/09

    絵本ですがサラリーマンの鬼の通勤風景なんかはむしろ大人が共感出来そうです。途中、まさかの蜘蛛の糸とのコラボ！？と思われるシーンが出てきたので嬉しかったです。オニが関西弁なところもノリが良く、良いキャラでした。

  • ソルティ さん

    読了日：2018/11/22

    病院待合室にて。子供No.3と。めっちゃおもしろい！オニも人間も父さんは同じだなぁ。家での様子も同僚との会話も仕事の仕方も自分たちのあるあるです。怒られてしょんぼりして、一杯ひっかけて帰るのも同じ。まさか居眠りしちゃった隙に血の池地獄に蜘蛛の糸が降りてくるとは！これは大人を喜ばすための絵本ではないかな〜（笑）。

  • gtn さん

    読了日：2020/05/30

    東京出身の作者には、大阪人がこう見えているのかもしれない。

  • 舟江 さん

    読了日：2015/11/19

    日本の悪性仏教菌が、地獄で猛威をふるっているようです。　また地獄の標準言語は、関西弁のようです。　どなたか極楽の標準言語を教えて頂けませんか？練習しなければなりません。hahaha・・・

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