宮辻薬東宮 講談社文庫

宮部みゆき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065174166
ISBN 10 : 4065174163
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
304p;15

内容詳細

ちょっぴり怖い、だからおもしろい。

これぞエンタメ!!
前代未聞の「ミステリー短編バトンつなぎ」

「宮辻薬東宮」(みやつじやくとうぐう)

宮部みゆきさんお書き下ろし短編を辻村深月さんが読み、短編を書き下ろす。その辻村さんの短編を薬丸岳さんが読み、書き下ろし……今をときめく超人気作家たちが“つないだ”ミステリーアンソロジー。

目次
「人・で・なし」宮部みゆき
「ママ・はは」辻村深月
「わたし・わたし」薬丸岳
「スマホが・ほ・し・い」東山彰良
「夢・を・殺す」宮内悠介

【著者紹介】
宮部みゆき : 1960年東京都生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」で第26回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。92年『龍は眠る』で第45回日本推理作家協会賞“長編部門”、同年『本所深川ふしぎ草紙』で第13回吉川英治文学新人賞、93年『火車』で第6回山本周五郎賞、97年『蒲生邸事件』で第18回日本SF大賞、99年『理由』で第120回直木三十五賞、2001年『模倣犯』で第55回毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞、02年第52回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。07年『名もなき毒』で第41回吉川英治文学賞、08年英語版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Awardを受賞

辻村深月 : 1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞

薬丸岳 : 1969年兵庫県生まれ。2005年『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。16年『Aではない君と』で第37回吉川英治文学新人賞。17年「黄昏」で第70回日本推理作家協会賞“短編部門”を受賞

東山彰良 : 1968年台湾生まれ。2002年「タード・オン・ザ・ラン」で第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞を受賞。03年同作を改題した『逃亡作法 TURD ON THE RUN』でデビュー。09年『路傍』で第11回大藪春彦賞、15年『流』で第153回直木三十五賞、16年『罪の終わり』で第11回中央公論文芸賞、17年『僕が殺した人と僕を殺した人』で第34回織田作之助賞、18年第69回読売文学賞、第3回渡辺淳一文学賞をそれぞれ受賞

宮内悠介 : 1979年東京都生まれ。2010年「盤上の夜」で第1回創元SF短編賞山田正紀賞を受賞しデビュー。12年同名の作品集で第33回日本SF大賞を受賞。13年第6回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞を受賞。14年『ヨハネスブルグの天使たち』で第34回日本SF大賞特別賞、17年『彼女がエスパーだったころ』で第38回吉川英治文学新人賞、『カブールの園』で第30回三島由紀夫賞、18年『あとは野となれ大和撫子』で第49回星雲賞“日本長編部門”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ソルティ さん

    ホラーミステリー系でリレーするアンソロジー。どれもおもしろかったです。サラッと読めて深く刺さるというものではないけども、作家さんの入口になればいい。音楽でいうとこのフェスみたいな笑。私はやっぱり宮部みゆきさん、宮内悠介さん好きだなー。「「ただ、きみ自身も、もっと自分のことを大切にしなきゃいけないってぼくは思う。自分以外の人の心は見えない。だから言葉や態度からその人が何を思っているのかを推し量るしかない。だけど、言葉や態度を偽れる人間はあまりにも多いから」もっと早くこの人に会いたかったなと思った。」

  • アッシュ姉 さん

    ずっと読みたかったリレーアンソロジー。トップバッターの宮部さんのインパクトが凄かった。大好物の家ものホラーに歓喜と恐怖で震える。このすごいバトンを繋ぐのは大変だったろうなと推察。さすがの辻村さん、新鮮だった薬丸さん、東山さんと宮内さんは初読み。面白かった順が掲載順だったので、ちょっとトーンダウンしてしまったが、最後思わぬところに繋がって楽しかった。

  • 三代目けんこと さん

    豪華リレーで、ちょっぴり怖いミステリー。次は、森見・万城目・道尾・米澤…のリレーが読みたい。

  • りゅう☆ さん

    引っ越した家で散々苦しめられた結果、怒りの衝動が残虐で…宮部みゆきさんの好きなホラーテイストで始まった競作アンソロジー。そうあってほしいのに、どうしてそうじゃないのかと怒る抑圧的な親はいなくなるってどういうこと?辻村深月さん。殺されたのは一体どの私?夏目信人刑事登場の薬丸岳さん。死を示すスマホの呪いから逃れることはできないのか?東山彰良さん。機械の中の幽霊に気付いて空っぽになった時、宮部さん最初のシーンに戻った宮内悠介さん。薬丸さん東山さんはホラー初だそう。どれもゾゾゾと見事に恐怖を感じる作品揃いでした。

  • オーウェン さん

    5つの短編をつなぐアンソロジー。共通しているのはホラーというだけ。印象的な3話。宮部みゆき「人・で・なし」会社の同僚で先輩と僕が話す居酒屋での会話。新築の家を撮ると実際とは違う写真に変わる不思議な現象の顛末。辻村深月「ママ・はは」私とスミちゃんの話。スミちゃんのママは隙を一切見せない。そんなママに満足していたスミちゃんだったが…薬丸岳「わたし・わたし」市川由香里は彼氏に詐欺容疑が発覚し警察に尋問される。刑事に素性を聞かれるが、事実と異なる箇所が。ホラーならではのいやな終わり方が各作家の持ち味を出している。

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人物・団体紹介

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宮部みゆき

1960年東京生まれ。東京都立墨田川高校卒業。法律事務所などに勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。93年『火車』で山本周五郎賞、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞。02年司馬遼太郎賞と芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、07年

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