地下街の雨 集英社文庫

宮部みゆき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087488647
ISBN 10 : 4087488640
フォーマット
出版社
発行年月
1998年10月
日本
追加情報
:
16cm,316p

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今まで読まずに本棚に放置していたこの短編...

投稿日:2015/07/25 (土)

今まで読まずに本棚に放置していたこの短編集をふと読み始めたところ、たいへん惹きこまれました。短編集のタイトルにもなっている第1話の「地下街の雨」が最も明るい気持ちにさせてくれるストーリーで、読み手を夢中にさせる文章が巧みだと感じます。

テリーヌ さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

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  • ソルティ さん

    不思議な話の短編集。新井素子さんの作品に似てる気がする。26年前の作品で、2人ともSF書いてたから影響受けた?何が言いたいかは自分で考えてね的な、あまり説明しないことで怖さを強調させてる。この7編の作品をどんな意味で1冊にまとめたのかも分からない。謎は多いが雰囲気がいい。昭和っぽいし。「『そういう気持ちは、所帯持ちの男なら誰だって抱いてる。家庭は大事だけど、同時に足枷でもあるわけで、鎖を引きずってるような気がしてくることは俺だってあるよ。だけどそれを口に出しちゃいけないな。それは、旦那の方が悪いよ』」

  • yoshida さん

    宮部みゆきさんの不思議な味わいの短編を7編収録。読んでいて最も好きだったのは「勝ち逃げ」。独身を貫いて亡くなった勝子叔母さん。残された弟妹夫婦達は、勝子の生涯は味気ないものだったと勝手に話す。勝子に宛てた古い手紙を切っ掛けに、勝子の生涯の新たな一面を知る。暖かな読後感。表題作の「地下街の雨」。同僚との結婚式直前に一方的に挙式を破談にされた麻子。麻子は退職し八重洲地下街の喫茶店で働き始める。そこで森井曜子と知り合った麻子は、森井の異常さに恐れを抱く。後の作品の萌芽を感じる作品。多様な作品が読める短編集。

  • しんたろー さん

    10年以上ぶりの宮部さん…初めて短編集を読んでみた。7つの作品は、奇妙なラブロマンスの表題作に始まって、身近に起こりそうな奇譚、インタビュー形式で一家心中の謎を追うミステリ、怪奇ぶりが目に浮かぶホラー、星新一さんを彷彿させるSFチックなファミリードラマなど、その幅広い筆に今更ながら感心させられた。1994年発表の作品集なので時代を感じさせる古さもあるが、その発想力は色褪せるものではないし、アイデアだけに頼ることなく「人」を描いているのが惹かれる理由だと思う。作家の魅力は短編にも表れると再認識した一冊。

  • zero1 さん

    7つの短編が収録された一冊。日常ミステリーあり、ホラーありと宮部らしい。表題作は結婚間近で捨てられた女性の話。「決して見えない」は都市伝説にありそう。「不文律」は視点の変化が特徴。「混線」は思い切りホラー。「勝ち逃げ」は人に歴史ありの話。「ムクロバラ」は巷に起きる事件の背景をいろいろ考えさせられた。「さよなら、キリハラさん」はSFなのか?解説は室井滋。二人は意気投合して温泉とか一緒に行っているという。本書は粗いが昔の短編集を再読すると、作家の足跡が分かる。図書館で除籍になる前にもっと読まねば。

  • どんちん さん

    「愛と幻想のストーリー」(裏表紙コメント)、まぁ確かにいうならば、”地下街の雨”はそうかな。表題作だけあり、一番気に入った。そうはいっても、この作品だけでなく、全般的にサイコとかホラー的な要素もあるような・・・ありがちな表現ではあるが”世にも奇妙な物語”の原作的と言うとイメージでしょうか。室井さんの解説、これは解説を超えた楽しい”読み物”で、この本の第8話としてもいいくらいですね!

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人物・団体紹介

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宮部みゆき

1960年、東京生まれ。87年、「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞、92年、『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年、『火車』で山本周五郎賞、97年、『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年、『理由』で直木賞、2001年、『模倣犯』で毎日出版文化賞

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