ぬくもり 動物 時代小説傑作選 PHP文芸文庫

宮部みゆき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569902548
ISBN 10 : 4569902545
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
352p;15

内容詳細

人気女性時代作家が贈る、さまざまな動物と人間との交流を描いたアンソロジー。出奔した女中が可愛がっていた鳩をきっかけに、事件が解き明かされる「迷い鳩」(宮部みゆき)、新たな店子が入らず、取り壊しの危機に陥った長屋のために三毛猫“サバ”がひと肌脱ぐ「色男、来たる」(田牧大和)、動物の言葉がわかる修行僧の少年と、彼に拾われた犬が禅の公案に挑む「犬に仏」(小松エメル)など、珠玉の五編を収録。

【著者紹介】
宮部みゆき : 1960年、東京都生まれ。87年、「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。92年、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年、『火車』で山本周五郎賞、99年、『理由』で直木賞、2002年、『模倣犯』で司馬遼太郎賞、07年、『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞

田牧大和 : 東京都生まれ。2007年、「色には出でじ、風の牽牛」(刊行時に『花合せ』に改題)で小説現代長編新人賞を受賞してデビュー

小松エメル : 1984年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。2008年、『一鬼夜行』でジャイブ小説大賞を受賞してデビュー

櫻部由美子 : 大阪府生まれ。2015年、「シンデレラ異聞小さなガラスの靴」(刊行時に『シンデレラの告白』に改題)で角川春樹小説賞を受賞してデビュー

西條奈加 : 北海道生まれ。2005年、『金春屋ゴメス』で日本ファンタジーノベル大賞、12年、『涅槃の雪』で中山義秀文学賞、15年、『まるまるの毬』で吉川英治文学新人賞、21年、『心淋し川』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ゆみねこ さん

    動物がテーマの時代小説アンソロジー。田牧大和さん「色男、来たる」西條奈加さん「紅蓮白峯」は既読だが面白く満足。櫻部由美子さんは初読み、「カチカチ山」最高の面白さ!小松エメルさん「犬に仏」も良かった。宮部みゆきさん「迷い鳩」、どこかで読んだ記憶はあるけれど記録していなかったらしい。5編とも良くて大満足の1冊。

  • shincha さん

    5人の作家の時代小説アンソロジー。どれも動物がキーになる作品。宮部みゆき、西條奈加以外の3人は、読んだことのない作家さんだが、面白くて一気読み。それぞれ、鳩、猫、犬、狸、そして兎が出てくる。人間の言葉を話したり、動物と話ができる能力のある子供が出てきたり、ドキドキワクワクとゾワゾワと色々な感情を堪能できるが、最後は「ぬくもり」を感じることができた。偶然、書店で見かけ手に取った本書。小生の勘も大したもんだ!時代小説傑作シリーズとして出ていることを知り、まんまと編集者の思惑にはまり、読んでみようと思った。

  • ひさか さん

    別冊歴史読本1991年8月特別増刊号宮部みゆき:迷い鳩、文蔵 2016年9,10月号田牧大和:色男,来たる、書き下ろし小松エメル:犬に仏、櫻部由美子:カチカチ山、小説BOC創刊号(2016年春号)西條奈加:紅蓮白鳳、の鳩、猫、犬、狸、兎が登場する5つの短編アンソロジーを2022年11月PHP文芸文庫から刊行。シリーズ12作目。霊験お初の世界の最初を語る宮部さんの話が楽しかった。他の方々のお話はいずれも掴みどころの難しいもので、あまり楽しめませんでした。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘) さん

    「時代小説傑作選・ぬくもり」女性作家による時代小説選〈動物〉がテーマです。五編のうち宮部みゆき氏の一編のみ既読。田牧大和氏の一編は「鯖猫長屋ふしぎ草紙」から。このシリーズ是非読まなくては!と決意を新たにしました(o^O^o)。西條奈加氏の「雨上がり月霞む夜」は「雨月物語」を新解釈でとらえたお話とのこと、好みです、是非読まなくては!櫻部由美子氏、初読みの作家さん、書き下ろしの一編です。お伽噺を下敷きにした心温まるお話でした。他の作品をも読んでみたいです。今巻も読みたい本が増えた嬉しいアンソロジーでした。

  • baba さん

    鳩が事件のカギを握る、宮部みゆき「迷い鳩」相変わらず鯔背でかっこが良い鯖猫、田牧大和「色男、来る」不思議なうさぎが取り持つ縁、西條奈加「上曲がり月霞む夜」は既読でしたが楽しめました。小松エメル、櫻部由美子は、初めて、アンソロジーは、読んだことが無い作家に巡り合えて幸せ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

宮部みゆき

1960年東京生まれ。東京都立墨田川高校卒業。法律事務所などに勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。93年『火車』で山本周五郎賞、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞。02年司馬遼太郎賞と芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、07年

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品