「科学者の楽園」をつくった男 大河内正敏と理化学研究所 河出文庫

宮田親平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309412948
ISBN 10 : 4309412947
フォーマット
出版社
発行年月
2014年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
407p;15

内容詳細

大河内正敏所長の型破りな采配のもと、鈴木梅太郎、仁科芳雄、湯川秀樹、朝永振一郎、寺田寅彦、武見太郎ら傑出した才能が集い、「科学者の自由な楽園」と呼ばれた理化学研究所。科学史上燦然たる成果を残した理研の草創から敗戦まで、その栄光と苦難の道のりを描き上げる傑作ノンフィクション。

目次 : ロンドンの邂逅/ 国民科学研究所を/ 危機/ 「明治天皇のお膝」/ 合成酒の匂い/ 理研の三太郎/ ねえ君、不思議とは思いませんか?/ 理研コンツェルン/ 科学者の自由な楽園/ 殿様と少年/ ケンカ太郎/ ニ号研究/ カタストロフ/ 原子力とペニシリン/ 大輪の花

【著者紹介】
宮田親平 : 1931年、東京生まれ。医・科学ジャーナリスト。東京大学医学部薬学科卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」編集長、編集委員等を経て、フリー。著書に『毒ガス開発の父ハーバー―愛国心を裏切られた科学者』(2008年科学ジャーナリスト大賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Ted さん

    '01年5月(底本'83年7月)刊行。○大河内正敏の評伝風小説。冒頭から池田菊苗と夏目漱石の交流話がかなり長く、なかなか大河内が登場しない。大河内のみならず、その関連人物(寺田寅彦、長岡半太郎、本田光太郎、鈴木梅太郎、仁科芳雄、湯川秀樹、武見太郎、中谷宇吉郎、田中角栄など)についてもページを割いているので印象が分散してしまうきらいがある。外堀から埋めていくことで大河内の人物像を立体的に浮き彫りにしようという手法なのかもしれないが。文章は上手なので読み物としては面白い。

  • sasha さん

    先祖は「知恵伊豆」、自身も貴族院議員のお殿様・大河内正敏。欧米の模倣から脱し、日本独自の科学技術の研究を目指して設立された理化学研究所は大河内が3代目所長に就任したことで発展した。本当に「自由な研究」が出来たところだったのだね。この大河内に無名時代の田中角栄が絡んで来るのだから面白くないはずがない。日本人がノーベル賞を受賞すると首相が祝福の電話をするけど、多くの科学者が「基礎研究が大切」と口にしている言葉はこの国のエライ人の耳には届いてないんだろうな。

  • nemunomori さん

    まるでドラマのように、日本の名だたる科学者たちが等身大の姿で生き生きと描かれます。長岡半太郎、池田菊苗、仁科芳雄、寺田寅彦、朝永振一郎、湯川秀樹……。科学者の楽園「理化学研究所」とはいかにして生まれ成長したのか。所長として辣腕を振るった、大河内正敏の生涯を中心に描く傑作ノンフィクションです。「研究テーマは自由です。面白いと思ったことをやりなさい」と科学者を励ます一方で『理研コンツェルン』を立ち上げる見事な経営力。渋沢栄一も田中角栄も登場します。時代の風を感じました。

  • Ramgiga さん

    いきなり、夏目漱石とグルタミン酸の池田菊苗のロンドンでの出会いから始まる。なぜそこからとと思いながら我慢して先に進むと、ぐっと引き込まれて、きら星ような戦前の大先生のエピソードのオンパレード。基礎科学の研究所から生まれる研究成果を次々と産業化企業化して行き、戦前に理研コンツェルンを作り上げた。こんな研究所とベンチャー企業の成功例が戦前にあったなんて、ただ驚いた。戦前の理研こそ今の日本に必要だと思う。研究者に完全なる自由を与える自由闊達な気風こそその根元にある理研精神だと思った。

  • mitya さん

    理化学研究所について、興味があったので読んでみた。大河内正敏所長の型破りな方針により、優秀な科学者たちがまさに楽園で、思う存分自分の興味のある研究に邁進できた。しかし、それが長く続かず戦争協力せざるをえなかったのが残念。日本でも原爆研究されていたことを知らなかったので驚いた。現在の理研はどうなのだろうと思った。

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