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アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険

宮田珠己

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784908465161
ISBN 10 : 4908465169
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • コットン

    表紙や巻頭・巻末のヘタウマ風イラストや地図が凝っている。内容も父親の妄想(だろう)で作った異国ヘンテコ本を教皇が気に入ったため、ありもしない異国求めて旅に出る。気軽に読める与太話。

  • nuit@積読消化中

    「プレスター・ジョンの王国を探せ!」。なんともユーモアに溢れる奇想天外な冒険奇譚。羊のなる木や、魚にまたがるアマゾネス、犬頭人にマンドラゴラ、海に浮かぶ赤鱏と少女、なんともエロティックな実のなる木…。幻想的な表紙にじゃばら絵巻が自分も一緒に旅に出ているような気持ちにさせ、更なる想像力を掻き立てます!これまた著者渾身の参考文献案内によって積読が増えそうです(既に増えている)。

  • ひまわり

    文句なしに面白かった!「東方旅行記」を書いたジョン・マンデヴィルの息子アーサーが教皇に頼まれ、修道士に脅かされながらありもしない王国を求めて東に旅立つ。奇想天外、抱腹絶倒。心の中で文句を言い続けているアーサーだが、男を魚にしてしまうアマゾニア・気前のよい犬頭人・根っこが人間の形をしているマンドラゴラを死なずに取る方法など各地でおかしな人(でも良き人)に出会っては旅は進む。たしかに父親ジョンはどこにも行かずに想像力で旅行記を書いたのかもしれない。原典に戻って「東方旅行記」を読みたくなってしまった。

  • えも

    いきなりマンドラゴラの絵があったので思わずジャケ借りしてしまいましたが、大正解!▼いきなり主人公がシダと苔を愛するマルコポーロ時代のイングランド人。そこで捕まってからは、ガリバー旅行記のような荒唐無稽な世界紀行の果てに、日本のミヤコと比叡山らしき宗教。マンドラゴラ以外にもアマゾネスや犬頭人などワサワサ出てくる気持ち良さ▼こういうの、好きだなあ♪

  • ...旅に出たい!どこでもいいから遠くに行きたい!そんな君に『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』をオススメしよう。マンデヴィル兄弟と修道士ペトルスは、デタラメな旅行記のせいでマルコ・ポーロ顔負けの冒険をする羽目になる話。いかんせん内容がぶっ飛んでいて面白い。奇譚、伝説、怪物、幻想世界、イマジナリートラベルといった荒唐無稽な話が好きなひとにピッタリの一冊。

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