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裏世界ピクニック 7 ハヤカワ文庫

宮澤伊織

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150315092
ISBN 10 : 4150315094
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Series
:

Content Description

閏間冴月。裏世界の研究を続けるうちに“向こう側”へ姿を消した鳥子の大切な人。これまで何度も怪異として脅威をもたらしてきた存在が、かつてなく大胆に空魚のもとへと迫る。ついにブチ切れた空魚は、自身の知識を総動員して冴月を「祓う」ことを決意。鳥子だけでなく小桜やDS研、カルト教祖の女子高生・潤巳るなまでを巻き込んだ葬送作戦が始まる―未知だらけの異界と人間の意地が激突する情緒曼荼羅サバイバル!

【著者紹介】
宮澤伊織 : 秋田県生まれ。2011年、『僕の魔剣が、うるさい件について』(角川スニーカー文庫)でデビュー。2015年、「神々の歩法」で第6回創元SF短編賞を受賞。冒険企画局に所属し、「魚蹴」名義で『インセイン』(新紀元社)などTRPGのリプレイや世界設定も手がける。他の著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 眠る山猫屋

    裏世界からの浸食!?読書メーターからデータが消えた?本も見あたらない?もしかして読んでない?あんなに楽しみにしていたのに・・・。というわけで再読。ん?再読じゃん( ;゚皿゚)ノシ 閏間冴月という裏世界へ呑み込まれた存在を葬る(野蛮な空魚ちゃんはブッ殺すと云う)展開。度重なる挑発にキレた空魚は戦国武将になるwつまり攻勢に転じることに。るなや汀、小桜まで巻き込んだ作戦の顛末は。こっくりさんや怪談『牛の首』を応用して、冴月を召喚して追い詰めていくが。そうだった、そういう展開だった!

  • 芳樹

    閏間冴月からの度重なるちょっかいに遂にブチ切れた空魚が、冴月を”祓う”葬式の計画を立案する今回。『祓う』とはどういうことかに関する空魚の考察には説得力があってなるほどと思いました。そんな方法を使って冴月と対峙することになるシーンは、かなりの緊張感をもって描かれていて久しぶりにゾッとした。見るだけであんなことになる怪異とか恐ろしすぎる。また、これまでのエピソードが伏線として回収されていくのも見事でした。時折挟まれる百合シーンも良かった。それにしても、これで冴月の件はケリが付いたということで良いのだろうか…。

  • ☆よいこ

    裏世界Fvs閏間冴月(うるまさつき)表紙が神『枕草子』引用あり「名恐ろしきもの」▽責任ある大人でいようとする小桜好き[ファイル21:怪異に関する中間発表]文化人類学ゼミ[ファイル22:トイレット・ペーパームーン]出会って1周年記念。LOVEが暴走気味[ファイル23:月の葬送]こっくりさん作戦。恐怖を「怖いけれど無害な恐怖」で上書き[参考文献]汀曜一郎のモデルが美少女さんだと!めちゃファンでした、今日一狼狽えた。こんなところでお名前が見れるなんて、彼が本の中で生きていると思うと嬉しい

  • ひさか

    2021年12月ハヤカワJA文庫刊。書き下ろし。シリーズ7作目。裏世界のインターフェイスである潤間冴月を祓うという戦略が進む。空魚が考えた潤巳るなを含めたたファミリー化戦術が面白い。今回は空魚の活躍がめざましく、楽しい。

  • しまふくろう

    続けて購入。 物語は一冊まるまるを使って閏間さつきとの決着をつける話。危険な奴に攻撃されているから排除しよう、という空魚の思考が面白い。過激に見えるけど裏世界では有効だよなあ。 よくわからない存在になったさつきを退治する方法がこっくりさんなのも捻っていて面白かった。 この後は裏世界の謎を解き明かす展開になるんだろうか。続きが楽しみ。

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