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狼森(オイノもり)と笊森(ざるもり)、盗森(ぬすともり)

Kenji Miyazawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784895881180
ISBN 10 : 4895881180
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
片山健 ,  

Content Description

人が自然の声にちゃんと耳を澄まし、礼儀を尽くしていた時代、人と自然の仲は、ユーモアに満ちていた…。現代こそ見つめ直すべき、賢治が提示した人と自然との関係を、片山健が力強い油絵で温かく描ききった渾身作。

【著者紹介】
片山健 : 1940年、東京都生まれ。武蔵野美術学校商業デザイン科卒。『ゆうちゃんのみきさーしゃ』(村上祐子/さく 福音館書店)で絵本制作を開始。以来、多くの絵本を描き続けている。『きつねにょうぼう』(長谷川摂子/再話 福音館書店)で日本絵本大賞受賞。『タンゲくん』(福音館書店)で講談社出版文化賞絵本賞を、『でんでんだいこいのち』(今江祥智/文 童心社)で小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ♪みどりpiyopiyo♪

    宮沢賢治の知らないお話を読んでみよう週間♪ 小岩井農場の端の 不思議な名前の森のお話です。読み方は「オイノもりと ざるもり、ぬすともり」 ■こーいう 昔話然としたお話 大好き。人々と森と岩手山。自然への畏怖と 感謝と親しみと茶目っ気と。片山健さんの素朴な絵もユーモラスで ますます楽しく読みました。収穫の秋に読めてよかったです ( ' ᵕ ' ) (絵 2008年)(→続

  • gtn

    宮沢賢治の宗教観なのか、最終的に自然や宇宙の摂理が、行いの善悪を裁く話がよくある。この物語もそう。その哲学故に、絶対的な悪人が登場しない。

  • ほのぼの

    ブックトーク選書のため読了。賢治が目指す世界だなあとおもった。自然と人間がいいバランスで生活している。自然界への敬意がいい。

  • anne@灯れ松明の火

    友人の朗読会に参加。聞いた後、絵本を確認してみたくなり、図書館に寄った。「オイノモリ」、耳で聞いているだけではよくわからなかったのだけど、狼の森だった。明るい雰囲気の話で、森や自然と人間が共存共生していく様子が伝わってきて、とても良かった。小岩井農場の始まりを描いているらしい。片山健さんの絵も良かった。

  • ochatomo

    岩手山の姿が美しい片山健さんの絵 ほのぼのストーリー 2008刊

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