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宮沢賢治絵童話集 11

Kenji Miyazawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784875767114
ISBN 10 : 4875767110
Format
Books
Publisher
Release Date
May/1993
Japan

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Book Meter Reviews

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  • クラムボン

    「マリヴロンと少女」は賢治の理想主義が強くてあまり楽しめない。「楢ノ木大学士の野宿」は宝石学の専門家が上質の蛋白石(オパール)の探索の依頼を受ける。三夜の野宿で見た夢が地質学の講義となる趣向だ。第一夜が岩頸(がんけい)…火山のマグマが固まった岩塊。第二夜が花崗岩…石英・長石・雲母と角閃石から成る。ここまでは岩頸四兄弟や石英らの鉱物の言い争いが、そのまま地質学となるのだが、専門的過ぎるな〜。そして第三夜は頁岩の化石…恐竜の足跡を辿ると白亜紀の恐竜の時代にタイムスリップ。こちらは素人でも十分理解できた。

  • こかげ

    マリヴロンと少女、楢ノ木大学士の野宿、2話収録です。 牧師少女ギルダは歌手のマリヴロンに憧れて、連れて行った下さいと頼みます。けれどマリヴロンはあなたの方が高い仕事をしていると言って断るのでした。きたのじゅんこさんの美しいえがお話をひきたてます。 楢ノ木大学士は宝石商に頼まれて、立派なオパールを探しに出かけます。石の名前がたくさん出てきて、さすが「石こ賢さん」です。勉強になりました。三日三晩野宿した楢ノ木大学士は、3日目にたくさんの恐竜に襲われる夢を見て、オパールもそこそこに帰ってきてしまうのでした。

  • shou

    きたのじゅんこさんの挿し絵付きの表題作と、『楢ノ木大学士の野宿』の二編。後者は地学の基本を、宮沢賢治の世界で夢を持って楽しく読ませてくれる。

  • みのにゃー

    きのしたじゅんこさんの挿絵が美しい表題作。『楢ノ木大学士の野宿』も収録。『楢ノ木〜』は子供向け科学絵本。地学にあまり興味はないけど、とぼけた風の大学士が面白い。

  • よし

    宮沢賢治の2篇の童話を収録した絵本。「楢ノ木大学士の野宿」の挿絵を北見 隆さんが手掛けていたので、早速、購入。「マリヴロンと少女」は歌手マリブロン女史と彼女を慕う少女が登場する短篇。賢治の宗教観が表われていて興味深い。「楢の木大学士の野宿」は宝石学の専門家、楢ノ木大学士が蛋白石(オパール)を探しに出かけ、野宿している間に起った不思議な出来事を描いた物語。第一夜は岩石の兄弟の話、第二夜は風化を嘆く鉱物たちの話、第三夜は恐竜と化石の話で、全篇にわたりユーモアにあふれ、少しSFっぽい所もあって楽しく読みました。

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