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セロひきのゴ-シュ

Kenji Miyazawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062850520
ISBN 10 : 4062850524
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ゴーシュは夜遅くまでセロの練習。すると、毎晩のように動物や鳥が現れて…。代表作「セロひきのゴーシュ」をはじめ、「どんぐりと山猫」「貝の火」「グスコーブドリの伝記」ほか、詩「林と思想」を収録。

【著者紹介】
宮沢賢治 : 1896年、岩手県花巻に生まれる。盛岡中学校を経て、盛岡高等農林学校を卒業。中学時代から短歌・詩をつくり数多くの童話を書く。1924年、詩集「春と修羅」を自費出版。同年、童話集「注文の多い料理店」を刊行。1926年、羅須地人協会をつくり、東北のきびしい自然風土の中の農村向上のためにつくす。1933年、37歳で花巻で死去

太田大八 : 1918年12月28日生まれ。長崎県出身。多摩美術学校卒。1958年「いたずらうさぎ」(福音館書店)ほかで小学館絵画賞、1980年「絵本玉虫厨子の物語」(童心社)、1992年「だいちゃんとうみ」(福音館書店)で絵本にっぽん賞を受賞など、日本を代表する画家。「こどもの本WAVE」の名誉代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アルピニア

    「林と思想」「セロひきのゴーシュ」「どんぐりと山猫」「貝の火」「グスコーブドリの伝記」を所収。「セロひきのゴーシュ」は記憶とは違いバタバタと慌ただしい感じで新鮮な再読だった。「貝の火」は、宝物を手に入れたうさぎの子が心のおごりから宝物も視力も失ってしまうという因果応報の話なのだが、父さんうさぎの言動に「子どもの過ちを止められなかったことへの後悔」が感じられて切なくなった。「グスコーブドリの伝記」は、自己犠牲の称賛ではなく、気象に翻弄される農民の力になりたいという宮沢氏自身の夢が描かれていると感じた。

  • 大粒まろん

    宮沢賢治最後の童話、相変わらず不可思議です。よくわからないままなのですが、やっぱり魅力的なんです。そして、あと引く気持ちの悪さ笑。ついついあれはああいう意味かしら?これはどう言う意味かしら?と、考えてしまいます。かなり推敲を重ねたものらしく。その不穏さも不可解さも俄然マシマシです笑。何かある度読んでみて、その時々で自分に当てはめてみるのもいいのかもしれません。いつも読み終えると、私は、周りに優しくできてるかしら?何も見えなくなってはいないだろうか?と、気づけば自問している、摩訶不思議で好きな作品です笑。

  • yutaro sata

    そういえば中村哲さんもゴーシュが好きだと言っていた。

  • kotaro

    ★★★★★★★★☆☆

  • あお

    「セロひきのゴーシュ」インドの虎狩りがどんな曲か気になる。「グスコーブドリの伝記」主人公の自己犠牲の姿が胸を打つ。

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