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宮本研対話コレクション 芝居に正答はない、ただ問うのみ

宮本研

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784871960946
ISBN 10 : 4871960943
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
宮本新 ,  

Content Description

戦後を代表する劇作家・宮本研の、木下順二や水上勉、木村光一などとの対談、座談会、インタビュー等のほとんどを収録した演劇関係者必読の貴重な1冊。
よみがえる劇作家の肉声によって、演劇ならではの空間と時間を超えるまなざしを再発見!
「目を通して驚いたのは、研さんの戯曲、あるいは生き方を知る上で、重要なポイントが次々と語られていることだった。(略)ここに至る思考の軌跡、舞台の作り手と観客の問題、演劇とは何かという問題提起や、土着の思想と外来のそれとの相克のあり様、作品に於ける女性の占めた地点と意味……。(略)このことは何もこの座談会だけに限らない。ここに収載されたすべての文章について言えることで、読んでハッとさせられることばかりだったと言って過言ではない。」(大笹吉雄「宮本研についての若干のメモ」より)



《著者情報》

宮本 研(ミヤモト ケン)
1926.12.2‐1988.2.28
劇作家。熊本県生まれ。幼少期を天草、諫早で過ごし、1938年父親の勤務地の北京へ渡り、44年帰国。50年、九州大学経済学部卒業。高校教員を経て法務省に勤務。在職中に演劇サークル「麦の会」で作・演出等を担当、演劇界へ。62年に法務省を退職し、以後劇作家一本に。同年、『日本人民共和国』『メカニズム作戦』で第8回岸田戯曲賞、翌63年『明治の柩』で芸術祭奨励賞を受賞。
その他の作品に、『僕らが歌をうたう時』『人を食った話』『五月』『反応工程』『はだしの青春』『ザ・パイロット』『美しきものの伝説』『阿Q外傳』『聖グレゴリーの殉教』『櫻ふぶき日本の心中』『夢・桃中軒牛右衛門の』『からゆきさん』『ほととぎす・ほととぎす』『冒険ダン吉の冒険』『花いちもんめ』『ブルーストッキングの女たち』『次郎長が行く』『うしろ姿のしぐれてゆくか』など。『筑紫の恋の物語』(近松)、『雪国』(川端康成)、『嘆きのテレーズ』(ゾラ)などの脚色も。エッセイは500篇を超え、それらを集めた『宮本研エッセイ・コレクション(全4巻)』(一葉社)がある。

宮本新(ミヤモト シン)編集
宮本研の長男。

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