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日本人の住まい 生きる場のかたちとその変遷

Tsuneichi Miyamoto

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784540040818
ISBN 10 : 4540040812
Format
Books
Release Date
March/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本人の住まいのかたちは、どのようにして形成されてきたか。本書は、広範な全国に及ぶフィールドワークの見聞と体験を通して、日本の民家を庶民の「生きる場」という視点から見続けた、宮本常一の刺激的な民家論。

【著者紹介】
宮本常一 : 1907(明治40)年、山口県周防大島生まれ。民俗学者。1927(昭和2)年、天王寺師範学校卒業後、小学校教師を経て、1939(昭和14)年、渋沢敬三に師事し、アチックミューゼアム研究員として全国の民俗調査に従事。1965(昭和40)年、武蔵野美術大学教授。1966(昭和41)年、日本観光文化研究所所長。1981(昭和56)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • きいち

    床の家と土間の家、その二棟が合わさった家。宮本の目は、そんな目に見える形と一緒に、家の中で行われた農作業の内容や家族それぞれの居場所といった暮らしぶりそのものへと向かう。緻密な観察をその場で解決してしまおうとはせず、疑問は疑問として抱いたまま、解き明かしてくれるかもしれない次の観察へと向かっていくのだ。おそらくは書きながらの考察、その過程そのものが貴い。◇見逃せない、社会そのものからの家づくりの身分による制限。生きにくい世。◇68年、共同通信の連載と、おそらく「日本民衆史」の一冊として書かれた未発表原稿。

  • Akihiro Nishio

    宮本常一の未発表「民家論」がついに出版化されたもの。いつものようにため息が出るほどの観察と考察である。様々な家の形を、気候や信仰、その家や村の産業、藩政時代の規制から読み解いていく。特に土間に関する考察と、竈と囲炉裏に関する考察が深く、面白かった。もはやこうした民家を見て回るというのが無理だが、こうしたスピリットを受け継ぎたい。

  • tkm66

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