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ISBN 10 : 4756320392
Content Description
ソ連邦を生んだ十月革命から、レーニン、トロツキーとの闘争ののち確立するスターリン体制を、遺された文書やその後の研究も踏まえて詳細に分析、検証。マルクスが読み直され、資本主義に疑問の声が高まる今、その過ちを総括し、来るべき社会に一石を投じる貴重な書。
目次 : 序章 マルクス、エンゲルスの理論と活動を読み直す(唯物史観と経済学/ 階級、国家と共産主義社会の展望/ 革命の主体としてのマルクス、エンゲルスの党論)/ 1章 レーニンと革命ロシアの誕生(十月革命/ レーニンの党組織論をめぐって/ 負の原点としてのコミンテルン)/ 2章 十月革命から権力の空位時代へ(革命から内戦へ/ 戦時共産主義とネップの導入/ 中央集権の党と国家/ 病床のレーニンの闘争/ 空位時代の実相)/ 3章 スターリンの犯罪とその軌跡(スターリン現象の前史/ 左翼反対派と若干の理論問題/ トロイカの分裂から反対派の敗北へ/ 党理論の偏向と歪曲/ 農業の集団化と工業化の問題/ 十月を否定するテルミドール)/ 終章 負の遺産の克服のために(時期尚早の革命とエンゲルス/ レーニンと時期尚早論/ 多数者としてのプロレタリアート独裁とは?/ スターリンと一国社会主義論の結末)
【著者紹介】
宮川克己 : 1945年東京生まれ。マルクスエンゲルス研究会を主宰し、独自に社会主義研究を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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