不肖・宮嶋のビビリアン・ナイト 下 イラク戦争決死行 被弾編 祥伝社黄金文庫

宮嶋茂樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396315184
ISBN 10 : 439631518X
フォーマット
出版社
発行年月
2010年07月
日本
追加情報
:
16cm,508p

内容詳細

戦車の砲身がこっちに向いた。次の瞬間、鼓膜が破れそうな爆音と同時に顔面に痛みが走った。無数に突き刺さるコンクリート片とともに男・宮嶋は歴史の目撃者となった。

目次 : 11 アブナイ人びと―吹き荒れる国外退去の嵐/ 12 いざ、停電!―ゼニは足らんし、電気も消えた/ 13 情報省ブラック・リストNO21―不肖・宮嶋、世界ランカー入り!/ 14 バグダッド攻防戦―共和国橋の大激戦/ 15 戦車砲弾にブッ飛ぶ!―同業者二名即死の修羅場/ 16 略奪と放火の嵐―これがイラク人の素顔やで/ 17 サダム像を引き倒せ!―歴史の目撃者になった日/ 18 不肖・宮嶋、負傷せり!―群衆の中でカラシニコフの乱れ射ち!/ 19 夜の銃撃戦―スーパーコブラも飛んできた!/ 20 さらば、修羅の国―アンマン街道をブッ飛ばすな!

【著者紹介】
宮嶋茂樹 : 1961年、兵庫県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。写真誌「FRIDAY」を経て、フリーカメラマンとなる。国内外の「危険地帯」に足を踏み入れスクープ写真を連発。その体験を描く迫真のノンフィクションが支持を得ている。2010年、日本大学芸術学部が、著しく学部の名声を高めたOBに贈る『日藝賞』を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スー さん

    パレスチナホテルが砲撃された部屋は1501号室、宮嶋氏がいた部屋は1508号室でベランダで戦車が橋を渡ってる所を写真に撮ってる時に部屋に吹き飛ばされた。ここで佐藤、山本ペアが登場して救助と撮影をしていたようです。バクダッドに米軍が突入すると略奪が横行する。彼等は官庁、図書館、博物館を略奪、放火する、イラクは米軍がきっかけだがイラク人により崩壊させたように感じました。まぁ米軍が守ろうとしなかったのが問題ですけどね、国が滅ぶ所を見るのは辛くて悲しいです。最後はちょっと感動する終わりでした。

  • CTC さん

    下巻である。14年前のイラク戦争中の映像で、鮮明に覚えているのは、米軍のM1戦車が報道陣が宿泊するホテルを誤射してしまったシーンなのだが…。宮嶋氏は同じホテルの同じ階に居て、瞬間をスチールで押さえて居たのですな。。そして共同通信はそのシーンを動画でモノにしていたのだが、「なぜか虎ノ門の本社でオクラ入り」となってしまったそう。。 バグダッド陥落にイラク側(米軍従軍ではなく)で立ち会ったジャーナリストは錚々たる数十人だそうだから、そこに週刊文春が2人居たというのは大したものである。

  • totssan さん

     忘れたころにまた宮嶋節を聞きたく読む。こんな強烈な状況に行こうとは全く思えないが、カメラ持って乗り込む人々がいる。写真の裏の現場そのものの記載も強烈。20年前の戦争記ではあるが、今もどっかで同様の事態が続いている。何とかならんもんか。そういえば宮嶋氏がこの取材の後、よくTVで出ていたのを思い出した。怪我した話やM1戦車が砲を向けた話もあったのだろうが、やはり1年後に橋田氏の訃報を聞いた時の事が思い出される。厳しいのう・・。

  • takahiko さん

    読後、著者のホームページ「イラク戦争フォトギャラリー」を併せて見ると、より臨場感が伝わってきます。

  • リリコッテ さん

    また再読。 止めどころが分からない面白さだよね、といつも思います。 戦場の恐ろしさを感じます。前読んだ時もそうでしたが、ファドと再会したくだりは、読んでるこっちも懐かしさを感じてしまう。 上下巻で長いからかしら。

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