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激動の日本近現代史 1852-1941 歴史修正主義の逆襲

宮崎正弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784828419725
ISBN 10 : 4828419721
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本人がまるで知らない歴史のダークサイドに踏み込む!

目次 : 第1章 日本を深く研究していた欧米(歴史修正主義と釈明史観主義/ 松陰の短剣とライシャワー・ハル夫人のつながり ほか)/ 第2章 英国自由貿易帝国主義と日米の戦い(ハリスが日本で評判の悪い理由/ 金流出が幕府瓦解を早めた ほか)/ 第3章 日本とアメリカが作った朝鮮開国(日本人が無関心な朝鮮半島との歴史/ 二国間ではなく「多国間外交」を日本に教えたペシャイン・スミス ほか)/ 第4章 ルーズベルトが仕掛けた日米開戦(コミンテルンの謀略説以前にあった日米開戦の萌芽/ マニフェストディスティニーという狂気 ほか)/ 最終章 若い人たちに伝えたいこと(弱者はずるい/ 民主主義の恐怖 ほか)

【著者紹介】
宮崎正弘 : 評論家。1946年金沢生まれ。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長、雑誌『浪曼』企画室長を経て、貿易会社を経営。82年『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇へ。国際政治、経済などをテーマに独自の取材で情報を解析する評論を展開。中国ウォッチャーとして知られ、全省にわたり取材活動を続けている

渡辺惣樹 : 日米近現代史研究家。北米在住。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される。『日米衝突の萌芽1898‐1918』(第22回山本七平賞奨励賞受賞)の他、訳書もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • T坊主

    1)初めての渡辺惣樹氏の本。異説としてこういう本が書けるのも、氏が1.アメリカに在住している事。2)歴史学者でなくしがらみがない事。2)歴史は単眼ではなく、複眼複層で見なければいけない事、日本の教科書を自虐史観を捨てて書きなおさなければ。3)どの国も栄枯盛衰があり、トップにより変わっていく、今のこの時代も同じようにリベラルという左翼から保守まで攻防が繰り広げられていて、私たち一般人はあずかり知らぬところで怪しげな出来事も行われている事でしょう。でもネットの時代、それも段々見破られていくとこでしょう。

  • ポレ

    この本はすごい!渡辺惣樹氏の博覧強記が異次元で、とても対談本とは思えない重厚な内容だ。歴史修正主義というフレーズに警戒したが、然に非ず。史料を読み解き、歪められた歴史を正すことだった。日本を取り巻く状況が多面的に分析しており、国際政治との関係性から、日本の選択を考える必要性を痛感した。勝者の歴史に葬られた史実を発掘し、新鮮な視座を与えてくれる。渡辺惣樹氏の既刊は必読書かもしれない。

  • 新父帰る

    歴史修正主義とはF.ルーズベルトとチャーチルのすすめた外交が間違っていたのではないかと疑うこと。さた、各項目を見よう。下田港に捨て置かれた米総領事ハリスの活躍は刮目に値する。南北戦争が奴隷解放の戦いではなったことは正に目から鱗だ。日本の朝鮮支配を米英とも承認。伊藤博文を暗殺した安重根が放った銃弾は伊藤に当たってなかたとは?日米衝突の萌芽は米国のフィリピン領有から始まる。米国で歴史修正主義が大勢を占めるとき、先の日本の戦争は自衛戦争として認められ、東京裁判史観は粉砕され、左翼はその足場を失い、奈落に落ちる。

  • 路地裏のオヤジ

    知らない人物や事柄が出てきて興味深く読めた。島国の日本は、やはり外交下手というのが改めてよく分かる。。

  • S

    久々に歴史もの。対談形式だが、評価の高さにひかれて。いろんな人物を掘り起こして、「通常」とは異なる視点(あるいは世界史のストーリー)から近現代史を眺める。

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