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看護師という生き方 ちくまプリマー新書

宮子あずさ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480689047
ISBN 10 : 4480689044
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2013
Japan

Content Description

不況下でも、安定して勤め続けられる資格職として人気の看護職。その仕事は働く人の人間性に強く働きかけ、特有の人生を歩むことになる。長く勤めるほど味わいが増すこの仕事の奥深い魅力に、看護師歴二六年の現役ナースが迫る。

目次 : 第1章 看護師っぽい人(裏紙の魔力/ 必死は滑稽/ やさしくあるための闘い)/ 第2章 私が看護師っぽくなるまで(稼ぐ女になりたい。その一心で看護師を目指しました/ できない分やさしく、と思い詰めた新人時代/ 三年目以降は、イケイケとイライラの時期で/ 五年目あたりでとらわれた、徒労感と無力感/ 精神科で働き、「できること」より「わかること」、そして「考えること」が大事と気づく)/ 第3章 看護師は、生き抜く力が身につく仕事(寛容さが大事と、身に染みる仕事/ やけにならずに「しょうがない」と思えるようになる仕事/ わかることも、わからないことも大事にしよう!)

【著者紹介】
宮子あずさ : 1963年生まれ。1983年、明治大学文学部中退。1987年、東京厚生年金看護専門学校卒業。1987年から2009年まで、東京厚生年金病院に勤務。内科、精神科、緩和ケアの3病棟を経験。看護師長歴7年。また、在職中から大学通信教育で学び、短大1校、大学2校、大学院2校を卒業。2013年、東京女子医科大学大学院博士後期課程修了。博士(看護学)。現在、非常勤で都内の精神科病院の訪問看護も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • calaf

    言われてみれば確かに、看護師というのは一生ものの仕事。おそらくなくなることはないし、過剰になることもなさそう。でも、相当大変そうな気もします。でも、大変なのはそうだとしても、その大変さの内容は、外部の人が考えているのとは少し違うらしい...人生の修羅場に立ち会うことも多く、人間の様々な面を見せつけられるというのが一番こたえるらしい...

  • たくみくた

    34冊目。最近、縁がある「看護師」という仕事に興味を持ち、読了。理解ができないこと(要求がエスカレートした患者さんや家族)については、理屈がすっ飛ぶまで激しく驚愕する。「あれは正しい、これが間違っている」と言いたがる自分の物差しをその場で粉砕してしまう。/病院での事件は物語ることによって、恥や涙をほどよく上書きし、つらいばかりの話ではないようにしてくれる 。これを可能にするのは何よりもまず周りの人とのおしゃべり。看護師として働き続けるためには、言葉の果たす役割は本当に大きい。

  • ひなた*ぼっこ

    自分の仕事に迷いが出てきたので読んだ。20年以上続けたことで著者は看護師は素敵な職業だと言う。その境地が遠すぎる。著者の当時より看護職者として求められることが増えたし世間の目も厳しいと思うのです。笑える本だけど、これ読んでも看護師になりたいとは思わないかな。

  • May

    漠然と看護師を目指している中高生や、看護師の仕事ってどんな感じなのかと外から見ているだけの私のような人に向けた内容。看護師の仕事の一端が、面白エピソードを交えながら紹介される。看護師という職業の難しさや虚しさが感じられる一方で、今思うと、喜びがかかれている部分が記憶にない。意地悪に考えると、対象読者に合わせて話題がよく考えて選択されているのかもしれない。まぁ真偽は別として、看護師のつらさを知ったうえで看護師を目指すべきだとは思うので、看護師になりたいと言っている姪っ子にプレゼントすることにしよう。

  • 水無月@中四国読メの会参加中

    看護師を目指す生徒の指導に役立てば、と思い読み始めたが、内容はあまり専門的ではなかった。しかし、その分初心者の私でも夢中になれる面白さがあった。また、看護師でなくとも、社会で働く者としてうなづける箇所もあった。人は経験することで、経験する前の感情を忘れてしまう。だから、分かり合えないことを自覚し、分かってもらうことを当たり前と思わないこと。…覚えておこう。そして…すげーで終わらせる潔さ、私も持ちたい。

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