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呉越春秋 湖底の城 四 講談社文庫

Masamitsu Miyagitani

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062931878
ISBN 10 : 4062931877
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan

Content Description

父と兄を謀略で失い、祖国・楚に復讐を誓いながら呉に逃れた伍子胥。呉の公子光の客人となった伍子胥は、孫武に兵法の協力を仰ぐ。その労ゆえ、公子光は二倍の兵を率いた楚に勝利するも、呉王に命を狙われることに―。〓(せん)設諸との再会と別れ、笵蠡との出会い、黄金の楯。大河中国歴史小説、伍子胥篇のクライマックス!

【著者紹介】
宮城谷昌光 : 1945年愛知県蒲郡市生まれ。『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を、『重耳』で芸術選奨・文部大臣賞を、『子産』で吉川英治文学賞を受賞。中国古代に材をとった歴史ロマンの第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    やはりこのような話を読んでいると日本人と中国人の違いというのがよくわかる気がします。政権を握ると以前の政策や業績を全面否定するなど最近の状況を見てもわかります。この物語もとりあえずは文庫本で読んでいるのですが、あとで完結してから全巻読み直す必要がありそうです。最近読んだ宮崎さんの「史記を読む」に史記の列伝に伍子胥のことが「春秋左氏伝」よりも物語風に書かれていることをいわれています。

  • Haru

    どこまで史実に沿っているのか、本当にそんなエピソードがあるのか、まったく分かりませんが、すべての出来事と人物が情緒豊かに描かれていて、読んでいて本当に楽しい。今後のもう1人の主役である范蠡の登場のさせ方もとても興味を惹かせます。公子光が呉王となるくだりでは、子胥の才能がいかんなく発揮される。勝負に勝つことで生じる心の弛み、反勢力の心理など、目先のことにとらわれず先を見越して判断をする子胥。子胥の深慮を理解し感謝出来る呉王・闔閭とは、まさに「蜜月」と呼んでいい治世が始まるのだろう。次巻はいよいよ孫子活躍?

  • Tomoichi

    呉王僚は疎ましくなった将軍公子光を謀殺しようとするが逆に討たれ横死し王僚の太子たちは国外に逃れる。呉の政治が革らたまり伍子胥の人生も大きく変わろうとしている。

  • ナラサン

    呉での革命を成し遂げるも最大の復讐対象を失いどう動くのか。とりあえずはにっくき非無極がマトか?いいとこなのに・・・続き一気読みしたい。そして孫武の活躍も気になるトコロ。

  • サチオ

    伍子胥が見定めた呉の公子光が一つの決断を下す。今後の歴史に大きな影響を与えたこの結論の背景には、何代もの呉王継承にまつわる経緯による。良かれと思えど初志は後進に伝わらず。正しく伝える事の難しさを覚える。伍子胥と公子光の他人を活かし、思いやる思想が救いに思える。人の上に立つには不可欠な、この思想の表現こそが私が著者の最も好きなところです。

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