普天間・辺野古 歪められた二〇年

宮城大蔵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087208313
ISBN 10 : 4087208311
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
261p;18

内容詳細

普天間基地移設と辺野古新基地建設を巡り、政府と沖縄県の対立が深刻化している。そもそも長年の過重な基地負担を軽減し、沖縄と“本土”の紐帯を取り戻すための「返還合意」が、なぜ民意を踏みにじる辺野古新基地建設の強行に転じてしまったのか。「普天間返還」を引き出した橋本首相の「トップダウン」は本当か?突如浮上した「海上基地」の謎。「最低でも県外」を葬った「六五海里」の出所は?不可解さに覆われた「普天間・辺野古二〇年」の実相に迫る。

目次 : 第1章 橋本龍太郎の「賭け」と「代償」(「少女暴行事件」の衝撃/ 繰り返される悲劇 ほか)/ 第2章 小泉純一郎政権下の「普天間」(沖縄国際大学にヘリ墜落/ 「米軍再編」との連動 ほか)/ 第3章 鳩山由紀夫政権と「最低でも県外」(「県外」明言の背景/ 民主党の「対等な日米関係」 ほか)/ 第4章 「粛々と実行を」―安倍晋三政権(「有史以来の予算」で「良い正月」/ 全候補者が「県外移設」 ほか)/ 終章 「歪められた二〇年」(「そもそも間違いだった」/ 手練手管と過剰な「政治化」 ほか)

【著者紹介】
宮城大蔵 : 1968年生まれ。上智大学教授。著書に『戦後アジア秩序の模索と日本』(第27回サントリー学芸賞、第1回中曽根康弘賞)など

渡辺豪 : 1968年生まれ。ジャーナリスト。「毎日新聞」記者、「沖縄タイムス」で記者・論説委員を経てフリー。著書に『「アメとムチ」の構図』(平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おさむ さん

    この20年の沖縄米軍基地問題をコンパクトにまとめた新書。1995年の橋本首相による普天間返還合意という政治ショーが今に至る混乱を招いている。時の沖縄県知事らは政府に振り回されながらも、なんとか15年の期限や軍民共用といった条件を代替施設に求めたが、それも反故にされ、いまは辺野古沖の建設が「唯一の選択肢」となっている悲劇。その規模も1800メートルの滑走路2本を抱えるものだ。本土では見えにくい問題だけに、自覚的に沖縄のニュースは追っていく必要があるだろう。

  • skunk_c さん

    隠れた名著『「アメとムチ」の構図』を著したジャーナリストと、気鋭の国際政治学者の共著。徹底した取材と鋭い分析が組み合わさったことにより、この大問題を俯瞰するのには最適の1冊となった。特に4人の首相の時代の政治過程の差を鮮明に浮き彫りにしている。従来元凶とも言われる鳩山に対しては問題も指摘しつつ当時の民主党のバラバラぶりなどに注目して個人に責任を押しつけることはせず、一方現安倍政権と翁長知事との対決については、沖縄を全く顧みない現政府に手厳しい。この問題は諸著作あるが、まずは本書で基本的事実を押さえたい。

  • coolflat さん

    1995年の少女暴行事件に端を発する沖縄県民の怒りに対し、「沖縄の負担軽減」の目玉として日米合意したはずの普天間返還が、なぜ辺野古の海を埋め立てる移設問題へとすり替えられたのか。普天間返還合意当初、「代替施設」として想定されていた「ヘリポート」が、海上施設を経て、普天間基地にはない湾港設備も付帯する長さ1800メートルの滑走路二本からなる巨大な「現行案」へと、「新基地」を建設するプロジェクトに変質させられていったのはいかなる理由によるものなのか。橋本〜小泉〜鳩山〜第二次安倍政権における政治状況を追っている

  • Nさん さん

    2016年刊行。沖縄における「普天間返還」がどの様な経緯で「辺野古移設」へと転じていったのか。本書は、歴代首相にスポットを当て、既報の情報(主に新聞記事)をうまく整理しながら解説する。ヘリポート→海上施設→期限付き軍民共用施設→辺野古埋め立てと変貌していく「代替施設」。沖縄の積年の悲しみ・怒りが、中央政府との力の差に、ジリジリと押し切られていく。「普天間返還」というサプライズで大田知事から協力を得ようとした橋本首相。振興策は海上施設の建設が前提なのか?との質問に、「すごく悲しいな」と橋本首相。(→続く)

  • 樋口佳之 さん

    前者は「経済振興」、後者は「基地問題」をより重視したという濃淡はあるものの、基地縮小を望む点は保革に共通

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