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大発見の舞台裏で! ペロブスカイト太陽電池誕生秘話

宮坂力

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865813722
ISBN 10 : 4865813721
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
宮坂力 ,  

Content Description

ノーベル賞最有力候補者、初めての著作!実用化目前!世界と未来が変わる!誰にも顧みられなかったマイナー技術を大変身させた異色の研究者が明かす元気が出るストーリー!

目次 : 第1章 ペロブスカイト太陽電池の大逆転開発物語―桐蔭横浜大学でドラマは始まった(ダメもと感覚で研究していたフィルム型太陽電池/ ペロブスカイトって何だ? ほか)/ 第2章 知識ゼロでもわかるペロブスカイト太陽電池―光発電の仕組みと進化(知ってるようで知らない太陽電池/ 物理と化学の2つの顔を持つ太陽電池 ほか)/ 第3章 不本意から切り開かれた研究者人生―光発電研究者までの道すじ(高校までのデコボコ道/ 大学で建築の道をあきらめ、研究者へ ほか)/ 第4章 未来を変える研究は意外なところに―化学への誘い(研究を社会につなげる/ 成果を出しつづける ほか)

【著者紹介】
宮坂力 : 1953年、神奈川県に生まれる。1976年、早稲田大学理工学部応用化学科卒業。1981年、東京大学大学院工学系研究科合成化学博士課程を修了(工学博士)、富士写真フィルム株式会社入社。足柄研究所主任研究員を経て、2001年より桐蔭横浜大学大学院工学研究科教授。2005〜2010年、東京大学大学院総合文化研究科客員教授。2004年、ペクセル・テクノロジーズ株式会社を設立、代表取締役。2017年より桐蔭横浜大学特任教授、ならびに東京大学先端科学技術研究センター・フェロー。2020〜2023年、早稲田大学先進理工学研究科客員教授。専門は光電気化学、有機系の光電変換技術、とくにペロブスカイト太陽電池の開発。主な受賞には、クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞、加藤記念賞、市村学術賞功績賞、山崎貞一賞、英国RANK賞などがある。2009年にペロブスカイト太陽電池の論文を発表。現在はペロブスカイトの化学組成を改良して効率22%以上の太陽電池を開発している。軽量でフレキシブルなプラスチックフィルム型に作ることができ、太陽光のみならず屋内の照明にも高い効率でエネルギー変換をするペロブスカイト太陽電池は、次世代太陽電池の本命とされ、ノーベル化学賞受賞の有力候補といわれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Koki Miyachi

    地球環境への配慮、CO2削減の時代にあって、新しい太陽電池として期待されるペロブスカイト太陽電池。開発者による大発見の舞台裏。どんな発明や発見も一人の力で成し得るものではなく、多くの人の関わりの成果としてもたらされる。ペロブスカイト太陽電池も素晴らしい人との出会いと関係性によって生まれてきた。筆者の優れた人柄と見識がそれを導いてきたと強く感じる。優れた研究者とは単なる技術者ではなく、目標に向けて人々をつなぐ触媒の役割が果たせる人のことを言うのだろう。日本の研究力低下が言われる時代の必読書。

  • kentatnek

    ペロブスカイトというよりは自伝。

  • のせち

    最近、生協や本屋でペロブスカイトと冠した書籍をよく目にするため本書を読んでみた。もちろん最後は自分の努力だが、研究は多くの人々との縁によって成り立っていると分かる。

  • Akira Yoneyama

    ペロブスカイトがどんなものか、なんとなくわかった。弛まぬ努力と好奇心が成せるとこだと思う。中国に持っていかれたく無い発明だ。

  • いっしー

    別の本で存在を知って開発者の本があることにも気づき購入。かなり期待が持てるペロブスカイト太陽発電。太陽光以外でも、室内でも発電できるとのことなので名前を変えた方がいいと思った。日本で発明されたのに既に中国などに先を越されているとのこと。原材料も国内調達が可能とのことで、頑張りどころ。ノーベル賞とって欲しい。ノーベル賞とったら知名度も上がり開発もさらに加速するだろう。市販されたら是非、業務で採用してみたい。

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