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モンテーニュ 人生を旅するための7章 岩波新書

宮下志朗

User Review :5.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004317869
ISBN 10 : 400431786X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan

Content Description

「人間はだれでも、人間としての存在の完全なかたちを備えている」―不寛容と狂気に覆われた一六世紀のフランスを、しなやかに生きたモンテーニュ。本を愛し、旅を愛した彼が、ふつうのことばで生涯綴りつづけた書物こそが、「エッセイ」の始まりだ。困難な時代を生きる私たちの心深くに沁み入る、『エセー』の人生哲学。

目次 : 序章 モンテーニュ、その生涯と作品/ 第1章 わたしはわたし―「人間はだれでも、人間としての存在の完全なかたちを備えている」/ 第2章 古典との対話―「わが人生という旅路で見出した、最高の備え」/ 第3章 旅と経験―「確かな線はいっさい引かないのが、わたしの流儀」/ 第4章 裁き、寛容、秩序―「わたしは、人間すべてを同胞だと考えている」/ 第5章 文明と野蛮―「彼らは、自然の必要性に命じられた分しか、望まないという、あの幸福な地点にいるのだ」/ 第6章 人生を愛し、人生を耕す―「われわれはやはり、自分のお尻の上に座るしかない」/ 第7章 「エッセイ」というスタイル―「風に吹かれるままに」

【著者紹介】
宮下志朗 : 1947年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。現在―放送大学・東京大学名誉教授。専攻―ルネサンス文学、書物の文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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モンテニュウーといえばなんといっても「エ...

投稿日:2021/05/14 (金)

モンテニュウーといえばなんといっても「エセー」である。老年を迎えたモンテニュウーは死について考察しようと書き始めたのが「エセー」である。しかし書き進めるうちに死について考えるのが、無意味で馬鹿らしくなってきて随筆の方向性は死の考察とは違うところに向かっていく。

西口まる さん | 大阪府 | 不明

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