Product Details
ISBN 10 : 4863100663
Content Description
自伝的小説で新進作家として文壇に地歩を築いた犀星は、小説、随筆、評論、詩、発句、時評と、書きに書いた。奔馬にごとく疾駆した酬いか、精神的な危機に陥った犀星に追討ちをかけたのが盟友芥川龍之介の自死だった。十年余を過した田端の居を引払い、犀星は心機一転出直しを企てる。本書は、そうした転機に当る時期の随筆を集成したもので、多彩な文業のなかに天翔ける馬を夢見る犀星の真情が仄見える。
目次 : 天上の梯子/ 月光的文献/ 林泉雑稿/ 詩に就て/ 文芸時評/ 映画時評/ 和歌/ 発句/ 人物と印象/ 澄江堂雑記/ 書籍と批評/ 喫煙雑筆/ 日録/ 自画像
【著者紹介】
室生犀星 : 詩人、小説家、随筆家。1889年(明治22)石川県金沢市生まれ。本名照道。少年時に俳句を始め、詩、短歌にも手を染める。北原白秋に認められ、白秋主宰の「朱欒(ざんぼあ)」に寄稿。萩原朔太郎と親交をもつ。『幼年時代』『性に目覚める頃』等により小説家としての地歩を築く。1962年(昭和37)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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月
読了日:2013/09/27
きりぱい
読了日:2010/07/01
HANA
読了日:2010/05/26
あ げ こ
読了日:2013/05/23
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