Product Details
ISBN 10 : 4623082415
Content Description
現代社会の災害リスクは自然災害だけでなく、人為・技術災害も大きな破壊力をもつ。今まさに、従来の考え方や取組みの限界を乗り越え、リスクの実態と時代に即した新しい防災の考え方や取組みが必要とされ、それらを具体化し実践する人材を育成することが必須となっている。本書は、これらを実現する政策の熟成と人材の育成を視野に、現在の状況と、必要となる減災と復興のリテラシーを提示する。
目次 : 第1部 減災復興政策の基礎(自然災害との正しいつきあい方/ 減災の心理学と防災教育―津波・豪雨なぜ逃げおくれるのか ほか)/ 第2部 減災と防災まちづくり(災害時の共助/ 地域社会みんなで創る、共有する、使う、地域情報としての災害情報―情報、情報技術、情報システムを上手く活用するために ほか)/ 第3部 被災者支援と災害復興(避難生活支援からはじまる復興プロセスとそのプランニング/ 災害と人と健康 ほか)/ 第4部 防災教育と心のケア(学校教育における実践的な防災教育/ 復興の心のケアと被災地での防災教育)/ 第5部 支援者・専門家の養成(減災復興における専門家育成と減災復興政策研究科/ 被災地に関わる「若者、バカ者、よそ者」を育てる―災害多発時代における大学、特に公立大学の役割)
【著者紹介】
室〓益輝 : 1944年生まれ。京都大学大学院工学研究科博士課程単位取得退学。神戸大学工学部教授、同大学都市安全研究センター教授を経て、独立行政法人消防研究所理事長、消防庁消防研究センター所長など歴任、関西学院大学教授、兵庫県立大学特任教授を経て、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科長
冨永良喜 : 1952年生まれ。九州大学大学院教育学研究科博士課程(教育心理学専攻)単位取得退学。兵庫教育大学学校教育学部附属発達心理臨床研究センター教授、同大学大学院連合学校教育学研究科教授を経て、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

