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野性のスポーツ哲学 「ネアンデルタール人」はこう考える 集英社新書

室伏重信

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087213560
ISBN 10 : 4087213560
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「アスリートから芸術家まで。今、困難を乗り越えて、何かを獲得しようとしている人々にとって示唆に富む本」
室伏広治氏

◆内容◆
陸上競技ハンマー投げ選手としてアジア競技大会5連覇を達成し、「アジアの鉄人」と呼ばれた著者。
競技者としてだけではなく、長男でアテネ五輪金メダリストの室伏広治をはじめ多くのアスリートを指導してきた。
著者は世界の強豪に比べれば決して恵まれた体格ではなかったと言うが、太い骨格に大きな手を備えた自身の肉体の特徴に「ネアンデルタール人」の面影を感じていたという。
そんな「ネアンデルタール人」の末裔(まつえい)として、今も指導する選手を通じ、会心の一投を追究する男が明かす競技人生とスポーツ哲学。
自他の才能を引き出す、究極のコーチングとは? 室伏広治との特別対談も収録。

◆目次◆
第1章 猪突猛進 陸上競技との出会い
第2章 志高の投擲を求めて マクロからミクロへ ミクロからマクロへ
第3章 人間の可能性を拓くために 「ネアンデルタール人」はこう思う
第4章 競技者・指導者のあり方について
第5章 いかに生き、つないでいくか
対 談 室伏重信×室伏広治 指導法は常に進化し、変化し続ける

◆著者略歴◆
室伏重信(むろふし しげのぶ)
1945年、中国河北省唐山に生まれ、静岡県沼津で育つ。
陸上競技指導者。中京大学名誉教授。日本大学経済学部卒業。
ハンマー投げで日本選手権10連覇を含む12度の優勝、五輪は4大会で代表となり、アジア競技大会5連覇を成し遂げ「アジアの鉄人」と呼ばれる。
長男・広治はアテネ五輪ハンマー投げ金メダリスト(スポーツ庁長官)。
長女・由佳もアテネ五輪ハンマー投げ日本代表。ほか多くのトップアスリートを指導。
著書に『鉄球は教えてくれた』(講談社)等。

【著者紹介】
室伏重信 : 1945年、中国河北省唐山に生まれ、静岡県沼津で育つ。陸上競技指導者。中京大学名誉教授。日本大学経済学部卒業。ハンマー投げで日本選手権一〇連覇を含む一二度の優勝、五輪は四大会で代表となり、アジア競技大会五連覇を成し遂げ「アジアの鉄人」と呼ばれる。長男・広治はアテネ五輪ハンマー投げ金メダリスト(スポーツ庁長官)。長女・由佳もアテネ五輪ハンマー投げ日本代表。ほか多くのトップアスリートを指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    そうでしたか。著者の息子があの室伏広治でしたか。途中まで現在スポーツ庁長官の息子さんが書かれたと勘違いしながら読んでました。著者の写真を見てやっと気付きました。因みにネアンデルタール人の件は、途中で数ページ出てくるだけで何の根拠もありませんでした。親子でハンマー投げの日本記録を打ち立てたのは、ネアンデルタール人と思い込む程の持って生まれた体力と体型だけでなく、自分だけの感覚が大事であることを強調されていました。御歳79歳にして未だ指導者でおられる。「活力なくして生きている意味がない」と益々お元気そうです。

  • ta_chanko

    自分が情熱をもって取り組めるもの、熱中し没頭できるものを見つけ、それを高め究めていくことが人生の使命であると同時に幸福な生き方であると理解した。決して諦めず、そして飽きずに試行錯誤しながら研究を重ねる。一線を退いた後も、後進や息子・娘に対して研究成果を惜しみなく与えることで、人類の発展に尽くす。ネアンデルタール人の遺伝子を強く受け継いだと自称する室伏重信氏による、スケールの大きな自伝&人生論。

  • ざっく

    ネアンデルタール人の遺伝子を受け継いでいると言いつつ、スポーツを遊びと捉え、色んな動作を習得していく中で、適性を見極めていくような発想はアメリカ的で新しいと感じた。また、自身は1日300本を投げるという根性を持ちつつ、根性論に終始していない。トップ選手は、感覚派でありつつ、理論派であり、並外れた根性を持っている。高まる喜びや幸せから出る活力を受け取り、生み出すことが人間らしさであり、スポーツの魅力だろう。遺書としてこの本を書いた、というのがなんか良いなと思った。

  • Cana.t.kazu

     当時としては突き進んだ,当時としては孤高のアスリートだったんだなと感じます。

  • 於千代

    「自分にはネアンデルタール人のフィジカルの遺伝子がある」。こんな発言も、最強アスリート・室伏広治の父が言えば妙に納得できてしまう。現役時代を知らなかったので“あの室伏の父”というイメージだったが、本書で競技人生を知り、その本人も十分すぎるほどの怪物だとわかる。相撲部屋に誘われつつ、なんとなく始めた陸上で日本記録、アジア記録を樹立。室伏広治が生まれたのは「相撲をやらなかったから」と考えると運命ってあるのだろうかと考えざるをえない。

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