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限界芸術「面白い話」による音声言語・オラリティの研究

定延利之

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894769052
ISBN 10 : 4894769050
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 序章 限界芸術「面白い話」と音声言語・オラリティ/ 第1章 「わたしのちょっと面白い話」の面白さ(パブリックな笑い、プライベートな笑い―ジョークと体験談に見る笑いの種類と文化の関係/ 「ちょっと面白い話」を通して現代社会の「笑いのコミュニケーション」を考える/ やりとりから生まれる面白さについて―「ちょっと面白い話」のツッコミを中心に)/ 第2章 「わたしのちょっと面白い話」を用いた日本語研究(笑い話における言語・非言語行動の特徴―関西の一般人と関西芸人の比較から/ フィラー「コー」における心内情報処理/ 話し言葉における「スゴイ」の副詞作用についての一考察/ 語りの構造をめぐって―「わたしのちょっと面白い話」から見えてくること)/ 第3章 「わたしのちょっと面白い話」を外国語に訳す(「わたしのちょっと面白い話」のフランス語訳をめぐって―フランス語訳をめぐる「後思案」/ 「わたしのちょっと面白い話」の中国語訳をめぐって/ 「わたしのちょっと面白い話」の英語訳をめぐって―日英の言語文化的異同とユーモア/ 「わたしのちょっと面白い話」のロシア語訳をめぐって)/ 第4章 「わたしのちょっと面白い話」と日本語教育(「わたしのちょっと面白い話」コンテストに対する学習者の意識調査/ 「わたしのちょっと面白い話」から見た話し始めと話し終わり/ 「わたしのちょっと面白い話」を題材とした日仏遠隔授業の試み/ エスニック・ジョークと倫理)

【著者紹介】
定延利之 : 大阪府出身。京都大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やまだてつひと

    個人間で話し合われるの面白い話というのを鶴見俊輔の「限界芸術」になぞらえ、面白い話コーパスで収集された話を様々な角度から分析している本。  ゴフマンのfaceという概念や、桂枝雀の緊張の緩和理論など私の知っている話なども挙げられていて非常に楽しく読めた。個人的にはゴフマンのfaceの概念は非常に参考にしやすく、それをもっと知りたいと思えるようになった。

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